石津祥介のおしゃれ放談

ビジネスマンよ、「スーツに白スニーカー」を恐れるな

2018/6/16

――石津さんが履いているスニーカーはハイカットのコンバース。色はグレーですね。

「グレーのスニーカーは紺のスーツにも合うよ。僕は最近、グレーで統一したファッションが気に入っているんだな。このグレーのパンツは無印良品のもので、だれが見てもウールだと思うでしょう? 実は綿パンなんだよ(と、にやり)。パンツはちょい短めの丈にしてベルトも靴下もスニーカーもグレーで統一感を出しました」

ハイカットのコンバースをスーツに合わせるのもいい。石津祥介さんはグレーのコンバースを特によく履いている

「ビジネススタイルに合わせるスニーカーは、ウオーキングタイプのオーソドックスな形ならなんでもいい。たとえばコンバースのスニーカーは定番中の定番で、持っている人も多いでしょう。こうしたスタンダードなものが合わせやすいのです。コンバースならばハイカットの方がおすすめかな」

――白スニーカーで愛用しているものはありますか。

「ニューバランスです。ニューバランスは初心者にも非常に入りやすいブランドで、ロゴの『N』も意外に目立ちません。ニューバランス人気に火が付いたのは86年にさかのぼるのだけど、ラルフローレンが履き始めたからなんですよ」

「彼はアメカジスタイルにウエスタンブーツではなくて、あえてスニーカーを合わせた。それが新鮮だとおしゃれな人たちが飛びついた。ラルフローレンは東海岸の人なので、(西海岸オレゴン本社の)ナイキではなく、ボストン本社のニューバランスを手にするところは、プライドだったのかな」

ニューバランスのグレーのスニーカーもお気に入りの一足だ。「スタンダードな形がいいんですよ」と話す石津祥介さん

――革製はやはり避けるべきですか。

「革の白で分かりやすいものといえばアディダスのスタンスミスもいいと思います。危険なのは、革製でごついバスケットシューズ。大変なことになってしまう」

――それでもおとなしめの黒を選びたいという人もいそうです。

「あんまりおしゃれにみせたくない人は黒でしょうね。ただ夏に向けて爽やかに、軽快にみせたいよね。その場合は本体は黒でも、靴底は白いものを探してください。スニーカーを履こうか、という一歩を踏み出せるなら、白から逃げることはないよ」

(聞き手は編集委員 松本和佳)

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