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今の気分でクリーム作り 資生堂スキンケア家電を試す 奈津子の家電選び後輩目線

2018/5/30

自分だけの、しかもその日の気分にあったスキンケアクリームを作れる家電が登場。まだβ版テストの段階だが、テスターには男性もいるという

 資生堂から、自分だけの、しかもその日の気分にあったスキンケアクリームを作れる家電が登場した。まだβ版テストの段階だが、テスターには男性もいるという。アイドル、女優として数多くの化粧品を使ってきた奈津子さんが試用した。

◇  ◇  ◇

■IoTを活用した高効率スキンケア

 スキンケアはたくさんの製品があり、口コミなども含めて情報があふれているのにもかかわらず、特に選別が難しいジャンルの一つです。近年では男性向けも増えてきましたが、女性の場合、製品全体の種類がものすごく多いんです。

 そこに着目した資生堂が立ち上げたのが、「Optune(オプチューン)」という新ブランド。一人ひとりで異なるもともとの肌質に加えて、外的要因や気分など、その時々で変化する肌状態に細かく対応する「パーソナライズ スキンケア」という新しい概念を打ち出してきたのです。

資生堂がβ版(本格サービス開始前に一部の対象者に向けて提供するもの)での販売を開始したIoTスキンケアシステム「Optune(オプチューン)」

 使用するのは「Optune ZERO(オプチューン ゼロ)」という専用マシンと、「Optune app(オプチューン アプリ)」というスマートフォン(スマホ)アプリ。

 利用者はまずOptune appを使い、スマホのカメラを通してアプリ側で肌のきめや毛穴、水分量などのデータを測定します(現状ではiPhone 6s以降のみ対応)。

「Optune app(オプチューン アプリ)」の画面
「ドキドキしながら肌質を測定しているところ。本来はメイクなどを落とした状態で測定します」

 すると、そのデータと入力した情報を基に、その人に合わせた「Optuneショット」と呼ばれる5本のカートリッジ(美容液3本、乳液2本)が送られてくるので、これをOptune ZEROにセットします。

 使うときも、まずOptune appで肌測定を行い、次にOptune ZEROの画面上でその瞬間の「気分」を選びます。気分の項目はBADからGOODまでを6段階にわけたものです。その後にマシンの下部へ手のひらを差し込むと、それぞれ最適な量で調合された美容液と乳液が抽出されるという仕組みです。

「『Optune ZERO』の内部には5本のカートリッジがセットされています。キメを整える、小じわを目立たなくさせる、肌荒れを防ぐなどを目的とした美容液と、紫外線から肌を守る朝用の乳液と、外的ダメージを受けた肌を労る夜用モイスチャーの5種類です」
「気分を選んでいるところ。眠りの質が悪かったとか、満員電車で押しつぶされてしまったなど、さまざまな理由でコロコロと変わるのが“気分”というものですよね」

 Optuneショットの数は公表されていませんが、資生堂によれば「全部で1000種類ほどのパターンからその人に合わせた配合を作り出せる」とのことでした。

■肌に吸い込まれていく感じ

 アプリで測定してから抽出された美容液と乳液を肌に塗布するまでの所要時間は2~3分程度。抽出は美容液→乳液の順番で別々に出てきます。化粧水のボトルからダイレクトに肌になじませるような、通常のスキンケアほどの手軽さはないものの、イライラしないレベルの時間内には収まっていると思いました。

「自分の肌、その日の気分に合わせて、美容液と乳液が抽出されます。抽出は美容液→乳液の順番で別々に出てきます」
「抽出のパターンは1000種類を超えるそうです。各カートリッジを使うペースは肌状態によって異なるため、最初に5本をそろえて以降は、なくなり次第各カートリッジを足していくイメージです」

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