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預金や給与受け取りで銀行ポイント獲得 金利優遇も

2018/5/26

写真はイメージ=PIXTA

 銀行が取引に応じて利用者にポイントを付与する制度が広まっている。買い物に使えるポイントがたまったり、ためたポイントによってATMの無料利用回数が変化したりと優遇の仕方は様々。資産運用や給与振込口座をすべて1つの銀行にまとめれば、たまるポイントも増えてお得になる。

■気づかぬうちに大量ポイント

 「もともとは気がついたらポイントがたまっていたという感じ」。都内の会社員山口昌彦さん(47)は利用を始めた当時は意識していなかったが、ある日、銀行のホームページで自分のポイントが大量にたまっていることに気がついた。

 山口さんが利用しているのは、りそな銀行のポイントプログラムだ。同行は2008年から投資信託の購入額などに応じてポイントがたまる「りそなクラブポイント」を提供し始めた。

 ポイント交換先の企業は約20社。イオンなど有力小売店から航空会社、LINEなど新興勢力まで提携網を広げ、合計24種類の商品・サービスに及ぶ。

 山口さんは株主で、貸金庫も使っている。株主は株数に応じ月間20~200ポイント、貸金庫は月間20ポイントもらえる。「お得なデビットカードを作ることも検討している」。ポイントがさらなる商品を始めるきっかけになり始めた。

 イオン銀行は4月から従来の優遇制度を改定した。イオン発行の電子マネー「WAON」を提供していたが、期限が切れてしまう人が3割もいたからだ。銀行独自の「イオン銀行スコア」を導入し、50点以上たまれば、普通預金金利を年利0.1%に上げ、ATMの手数料の無料回数も増やした。ポイントが無駄にならず、顧客の満足度を上げる取り組みだ。

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