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西城秀樹さん襲った脳梗塞 身近で起きたらどう対処?

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NIKKEI STYLE

日経Gooday(グッデイ)

歌手の西城秀樹さんが63歳で亡くなりました。西城さんは2003年と2011年に脳梗塞を発症、右半身マヒの後遺症が残っていたそうです。脳梗塞とはどのような病気なのでしょうか。また、身近な人が脳梗塞で倒れた時、どのように対処すればいいのでしょうか。

【問題】 身近な人に体のまひやしびれ、ろれつが回らないなど脳梗塞の症状が出た時、どのように対処すればよいでしょう。

1. 症状が消えることもあるので、しばらく様子を見る
2. ただちに病院へ行く

正解は、2. ただちに病院へ行く です。

脳梗塞はある日突然起こり、助かっても重大な後遺症が残り、寝たきりになることも多い病気です。最悪の事態を回避する鉄則は、「早く治療を受けること」。発症から4.5時間以内の「超急性期」であれば、脳の血栓を溶かす薬を使うことができます。

脳梗塞は「何の症状もない人に、ある日突然起こる」

脳に突然起こる代表的な病気として、脳卒中があります。脳卒中は、脳の血管が破れる、あるいは詰まることにより、その部分の脳の働きが失われてしまう病気の総称で、血管が破れるタイプが脳出血やくも膜下出血、血管が詰まるタイプが「脳梗塞」です。

 ポイントは、今まで何もなかったのに、ある日突然に起こること。代表的な症状は、体の半分が動かなくなる、手足がしびれる、ろれつが回らない、人の話を理解できない、視界の半分が見えなくなる、などです。

脳梗塞は、年齢で言えば70歳以降の人がなりやすく、つまり加齢とともに起こりやすい病気です。中でも、脳梗塞の一番の危険因子は高血圧です。高血圧をわずらっている期間が長い人は、特にラクナ梗塞を起こす可能性が高くなります。高血圧以外に、悪玉(LDL)コレステロールが多い、糖尿病、喫煙、過度のアルコール摂取なども脳梗塞のリスクを高める要素です。

夏は多発期、水分不足による脱水症状が影響

季節的に比較的よく起こるのは、夏と冬です。夏場は水分不足による脱水症状が影響しますが、冬の寒い時期は血圧が急激に上昇して起こります。動脈硬化が進むと、特に夏は脱水で血がドロドロになって血管が詰まりやすくなります。不整脈がある場合も、水分不足で血栓ができて脳梗塞を起こしやすくなり、注意が必要です。

身近な人が脳梗塞で倒れた時の対処法

脳梗塞はある日突然起こりますが、そうはいっても、一過性脳虚血発作(TIA;Transient Ischemic Attack)と呼ばれる前兆が出ることもあります。半身が動かない、脱力といった脳梗塞特有の症状が出た後、しばらくすると回復するような、文字通り一過性の発作です。この時、一番良くないのは「症状が消えたから治ったんだ」と考えて、病院に行かずに放置するパターンです。特に高齢者だけの家族の場合は、外出を負担に感じて、「主人の具合が悪いけど、とりあえず様子を見よう」ということがあります。

最近は安易に救急車を呼ぶなと言われますが、体の麻痺やしびれ、ろれつが回らない、といった症状が出たら、様子を見ている場合ではありません。即病院へ、と考えましょう。なぜなら、脳梗塞は早ければ早いほど治療がうまくいくからです。発症から4.5時間以内の「超急性期」であれば、脳の血栓を溶かすt-PAという薬を使うことができます(血栓溶解療法)。この治療がうまくいけば完全に症状が消える可能性もあります。

ところが、この薬は「超急性期」を過ぎると効果が落ちるため、使うことができなくなります。脳梗塞治療は、時間との闘いなのです。受診を迷ったときは、下表のようなチェックポイントも参考にしてください。

(日経Gooday編集部)

[日経Gooday2015年7月21日付「夏は多発期! 脳梗塞治療は時間との闘い」を再構成]

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