2種類のカードで同時にポイント 併用できる店舗増加ポイント賢者への道(63)

2018/5/23

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写真はイメージ=PIXTA
写真はイメージ=PIXTA

ドラッグストアなどで買い物をして会計する際、異なる2枚のポイントカードを提示し、同時に2種類のポイントを獲得できるケースが増えてきました。2枚のカードを保有していれば、ポイントを二重取りできてお得です。

ポイントカードは大きく分けて2種類あります。一つは企業が独自に発行するタイプで、その企業の店舗でポイントがたまります。もう一つは多くの企業が加盟するいわゆる共通ポイントカードで、加盟店ならポイント獲得が可能です。

一つのお店で二つのカードを同時に受け付けるケースは従来まれでしたが、最近その状況が変わりつつあります。マツモトキヨシは、以前からある独自のカードに加えて、NTTドコモが運営するdポイントカードを4月から導入しました。利用者はカード2枚を会計レジで提示すると、マツキヨポイントとdポイントの両方を同時に獲得できます。ツルハドラッグでは独自カードと楽天ポイントカードを併用することができ、2種類のポイントをためられます。

同じようなサービスは丸善ジュンク堂書店も導入しています。独自カードと、dポイントカードまたはPontaカード(運営はロイヤリティマーケティング)の併用が可能です。洋服のAOKIも同様に独自ポイントと、dポイントまたはPontaポイントとの二重取りができるようになっています。

ポイントカードの併用を認めるかどうかの判断は企業により異なります。例えばローソンでは自社系列のPontaカードのほか、ドコモ運営のdポイントカードに対応していますが、2枚同時にポイントを付与することはありません。ふだんよく行くお店で今後カードの併用が可能にならないかをチェックするようにしましょう。

菊地崇仁
 北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2018年5月19日付]