【04 下着、タオル】伸びた下着、ごわごわのタオルは潔く処分

まだ使えるから、と手放しにくいのが下着やタオル。所有する数や収納スペースを決め、「年末にまとめて」など、手放すタイミングになったら総取り換えする。
【手放しどき】「生地が伸びてきたら、1年以上着ていたら」
「下着は、見られても恥ずかしくない「1軍」を必要最低限の数で持ちましょう」。見た目の劣化はもちろん、汗などのニオイも落ちなくなるので、寿命は1年が目安。
【手放しどき】「年末など決めた時期に一度に買い替え」
「ゴワつきが気になるタオルを使うと気分ダウン。手放しどきに迷うタオルは『年末にまとめて新調、古いタオルは雑巾に』などとルールを決めて」
【05 食料品】もう使うと思えない調味料や食品は迷わず捨てる

「野菜室に干からびたニンジン、棚の奥に賞味期限切れのお菓子」││。これをなくすには、「在庫管理」が大切。定期的に在庫と賞味期限を把握できるよう、見やすく整理しておこう。

【手放しどき】「消費期限が切れたら」「鮮度が落ちたら」
野菜や果物は週に2~3回鮮度をチェック。肉や魚は消費期限までに使い切る。食品が毎日替わる庫内で手放しどきを逃さないために、庫内の整頓も必須。
【手放しどき】「賞味期限が切れたら」「次に使う機会が想像できなかったら」
保存食品は賞味期限で見極めるのが基本。1カ月に1回はチェックを。期限前でも、使う予定が思いつかない調味料などは手放そう。
【06 もらいもの】使わないものは手放してリサイクルに

景品や、知人からのプレゼントは、使わないまま家の中にためこみがち。「「気持ち」をいただいたと考えて、大事にしてくれる次の持ち主を探したら、気持ち良く手放しましょう」。
【手放しどき】「もらったばかりでも不要なら即手放す判断を」
景品やもらいものは、自分の好みと合わないことも多い。「要・不要を見極め、不要なものは「リサイクル箱」に入れて。必要な人にあげたり、売ったりします」。
【手放しどき】
「自分が使わないと思ったらすぐに」
「遺品や目上の人からのもらいものは処分しにくいですが、モノをもらったときに気持ちを受け取っていると考え、不要なら手放しましょう」



(ライター 武田京子、写真 小野さやか=森山さんの自宅、スタジオキャスパー=アイテム)
[日経ウーマン 2018年5月号の記事を再構成]