【見極め】脂っぽいニオイがしない?
【手放しどき】「分離していたら」「1年以上たったら」

リキッド状のアイテムは油分が多くて酸化しやすいので、ワンシーズンが目安。もし分離していたら、即処分しよう。パウダーファンデーションは、スポンジを清潔に保てば1年くらいはOK。
【見極め】肌に合わなくなっていない?
【手放しどき】「記載の使用期限が来たら」「肌に合わないと感じたら」
スキンケアコスメは、記載された使用期限を守ろう。オーガニックコスメなど期限が短いものもあるので注意。「ジャーに入ったクリームなどは、面倒でもスパチュラですくい、清潔な状態を保って」。
【見極め】細いラインがすっと引ける?
【手放しどき】「筆先が乱れてきたら」「細くて濃いラインが引けなくなったら」
リキッドのアイライナーは筆先の乱れが見極めポイント。3カ月を目安に手放そう。「ペンシルタイプのアイライナーは劣化しにくい。シャープナーで先をとがらせて、1年を目安に使い切って」。
【02 紙類】紙類は毎日の「捨て習慣」が鍵

油断すると、毎日際限なく増えるのが、紙類。「整理収納に関する相談で最も多いのが、紙モノの対処法についてです」(森山さん)。家に入り込まないように極力ストップし、出ていく仕組みを整えるのが、手放すポイントだ。
【手放しどき】「確定申告に使ったら」「家計簿に記帳したら」
財布にたまるレシートは、不要なら即捨てる。「家計簿や確定申告に必要なら、もらった当日にノートに貼ると迷子になりません」。
【手放しどき】「必ず開封して、要・不要を判断」
カード会社などのDMは、重要なものとそうでないものが混在。「すぐに開けて、不要なものは捨て、必要なものはファイルへ」。
【03 本】「積ん読派」は本の総量を決めて

読書が好きな人ほど、本を手放す基準が決められず、家に本があふれてしまいがち。一定のスペースを定めて、定期的に要・不要を自分に問うといい。これを繰り返すうちに、ラクに本を手放せるようになる。

【手放しどき】「死蔵本を見つけたら」
「本が多いため、前後に重ねたりすきまに詰めたりしている人は、持っている本を把握できていません」。「死蔵本」の発見が手放す第一歩。
【手放しどき】「次に読む機会が想像できなければ」
どうしても本を手放せない人は、自分に問いかけをしてみて。「新刊のうちに手放せば、フリマアプリなどですぐに買い手がつき、次の本の購入資金に充てられます」。