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もっとよい転職先探し 成功するタイミングは昇格時? 20代から考える出世戦略(33)

2018/5/15

たとえば最初に昇進したタイミングがまさにそうです。新しい立場で仕事をし始めて、自分を客観的に見ることができるようになります。以前の上司だった係長と自分との比較を自然にするようになって、何が同じで何が違うかを把握できるようになります。この時、何が同じか、ということが見えることで、それがその会社で頑張り続ける前向きな原動力にもなれば、転職のきっかけにもなるでしょう。

働く時間と給与がわかりやすい基準です。

ヒラ社員の間は上司の命令で残業することはあったけれど、自分自身で残業判断はしないことが大半です。しかし係長になってみると仕事の優先度を考えて、ときに自ら残業申請をする場面が出てきます。それがやりがいにつながる残業ならよいのですが、プライベートを犠牲にしていると感じられる残業だとするなら、「出世するって結局、会社優先の人生になるってことか」というマイナスの想いを生んでしまいます。

給与はもっとわかりやすいでしょう。出世すると給与が増えると思っていたけれど、係長手当は1万円。そしてそれまでは気兼ねなく申請していた残業代も、課や係の予算を知るようになって、少し抑え気味にしようと考えてしまうかもしれません。そうして比べてみると、出世前と給与額は大して変わらない、ということもあります。「なんだ出世してもこの程度だったのか。だとすると、この先課長になったとしてもたいしたことはないのか」と思ってしまうとしても、不思議ではないのです。

■キャリアパスという視点を手に入れる

自分の10年後が魅力的に見える会社とそうでない会社を、出世するよりも早い段階で見分ける方法があります。それがキャリアパスという視点です。人事制度をしっかりと作っている会社では、従業員に対して期待する成長の道筋をあらかじめ設定しています。それがキャリアの道筋=キャリアパスです。

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