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ポイント賢者への道

ポイントを義援金に交換、被災地支援に生かす ポイント賢者への道(62)

NIKKEIプラス1

2018/5/16

写真はイメージ=PIXTA

 たまったポイントを被災地への義援金などとして寄付するサービスがあるのをご存じでしょうか。クレジットカード会社や航空会社などが期間限定か通年で寄付を募っています。ポイントは買い物に使うだけでなく社会に役立てることも可能になっています。

 寄付する際はクレカなどの会員サイトで「寄付」や「チャリティー」といったポイント利用先を選びます。国連の世界食糧計画(WFP)や難民高等弁務官事務所(UNHCR)、日本ユニセフ協会、日本赤十字社など特定の団体を指定することも可能です。大きな災害があった地域を指定できることもあります。

 筆者は「Tポイント」を、Yahoo!のネット募金コーナーから寄付しています。ポイントの有効期限が近くて使い道を決めていないような場合、寄付が選択肢になります。

 ポイントではありませんが、継続的に被災地復興になどに役立つクレカもあります。クレカで月々決済した分の0.1~0.2%程度に相当する金額を、カード会社が自社で負担して寄付する仕組みです。

 例えば三井住友カード「くまモンのカード」、三菱UFJニコス「VIASOカード(くまモンデザイン)」、ジャックス「くまもとCARD」は熊本県を寄付先としています。日専連ライフサービス「Fukurumカード」は福島県産品の復興や風評被害対策に役立てられます。JCBカードは、5のつく日に利用すると1回1円が寄付される活動を毎年、期間限定で実施しています。

 イオンが全国各地で発行する電子マネー「ご当地WAON」は利用額の0.1%相当が地元の自治体に寄付されます。こちらも利用者の負担はありません。ふだんどおりポイントをためながら、ささやかに地元に貢献できてお薦めです。

菊地崇仁
 北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2018年5月12日付]

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