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人生を変えるマネーハック

好きな音楽や映像も持たず楽しむ 定額配信の魅力 「持たない消費」をマネーハック(2)

2018/5/14

写真はイメージ=123RF

 今月のマネーハックのテーマは「持たない消費生活」です。2週目は「持たない」けど「利用できる」という消費スタイルを考えてみたいと思います。

 今までずっと、消費は所有と同義でした。音楽を聴きたければレコードやCDを購入し、映画を鑑賞したければビデオテープやDVDを購入しました。パソコンで使うソフトウエアもCDやDVDが入っている「パッケージ」を購入してインストールしました。いずれも物理的に手元に置いて保管していたのです。

■技術の進歩が消費と所有を分離

 しかし、技術の進歩は消費と所有を切り離しました。これは消費生活における大きな変化のひとつです。今回紹介する「持たない消費」は音楽や動画、雑誌の有料配信サービスです。そのほとんどは「定額制」を採用しており、毎月一定額を負担すれば聴き放題や読み放題となります。クラウド上の多種多様なコンテンツをスマートフォン(スマホ)やタブレットを通じ、「いつでもどこでも楽しめる」こうしたサービスは今の時代にフィットしたものです。

 有料音楽配信は「Amazon Prime Music(アマゾン・プライム・ミュージック)」「Spotify(スポティファイ)」「Apple Music(アップルミュージック)「Google Play Music(グーグルプレイミュージック)」「LINE MUSIC(ラインミュージック)」など各社が配信曲数やアーティストのラインアップを競い合っています。料金は月額980円程度の設定が多いようです。

 有料動画配信も、映画やアニメ、ドラマなど各社が料金とラインアップを競い合っています。「Netflix(ネットフリックス)」、「Hulu(フール-)」「Amazon Prime Video(アマゾン・プライム・ビデオ)」「dTV」などが月額500~2000円程度でサービスを提供しています。

 ユニークなのはNTTドコモなどが運営するdTVで、テレビアニメだけ見たいのであれば「dアニメストア」に月400円だけ払う、というような「サービスの絞り込み」もできます。

■有料動画配信は大画面鑑賞も

 これらの有料動画配信サービスはスマホやタブレットのほか、近年では対応テレビで大画面鑑賞できるようにもなっており、価格・配信数ともにケーブルテレビや衛星放送の座を脅かすまでに成長してきています。

 雑誌や書籍も読み放題サービスがあります。雑誌については「dマガジン」「楽天マガジン」「ビューン」などが配信雑誌数や価格を競い合っています。このほか、アマゾンが提供する「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」やビューン・コミックなどの読み放題サービスもあります。月額500円前後が主流のようです。KADOKAWAグループが運営する「マガジン☆WALKER」のようにマンガ雑誌、アニメ・ゲーム雑誌に特化したサービスもあります。

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