
使える武器が少ない夏のビジネスコーデ。そんな中でも、女子的好印象なスタイルとは?

(左)金融業界勤務 人事担当 伊登友香さん/採用担当とあって、人を見る目は確か。ビジネススタイルにおいて相手に好印象を与えるためには、少しフェミニンなカラーを取り入れるのも良いそう。 (中)個人事業主 マナー講師、化粧品アドバイザー 鳥山めぐみさん/客室乗務員を経て、ビジネスマナー講師に。プロトコルと社会心理学を融合させた独自の理論を提唱する。ビジネスでは、服装と同様に髪型の清潔さも重要。 (右)金融業界勤務 債券営業担当 木下美里さん/大手金融系企業で、広報を経て現在の部門へ。広報時代の経験によると、体型にきちんと合ったシャツを着ている人は、第一印象が良く記憶に残りやすいとか。
木下 多くの企業でクールビズが始まりましたね。でも、実はスーツを着てネクタイを締めていた方がかっこいいと思っている女性が多いような気が(笑)。
伊登 それ、分かります。だからノーネクタイになると、見る目線が厳しくなりますね!
鳥山 ポイントはビシッとして見えるかどうかでしょうか。シャツ1枚でもアイロンをかけたシワのない物を着ていて欲しいです。
木下 薄着だからこそ質が大事。女性はよくみていますからね。

伊登 色の爽やかさも重要! 夏ならやっぱりサックスブルーが爽やか。半袖の場合は特にそうじゃないですか?
鳥山 そうですね。それに無地というのもポイントです。柄物は、お洒落だとは思いますがビジネスでは軽すぎる印象が。ギンガムチェックとか、学生っぽい(笑)。
木下 確かに! あと、最近はジレを着る人もいるのだとか。体型をカバーするというメリットもあって、お洒落だと思いますが、ちょっと趣味に走りすぎな気も。
伊登 無地のネイビーなら……。
鳥山 柄物だとお洒落アピールがあざとく見えてしまいますよね。


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