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ジュラシック、ハン・ソロ… 今年後半の必見洋画は?

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洋画が好調だ。2017年の興行収入ランキングでは、『美女と野獣』(125億円)を筆頭にトップ10の8作が洋画。そのうち5作は実写だった。今年に入ってもミュージカル『グレイテスト・ショーマン』、アニメ『リメンバー・ミー』『ボス・ベイビー』とヒットが続く。人気を集める洋画のトレンドを探り、今年後半に必見の話題作を紹介しよう。

まず製作の現場である米国の昨年から今年にかけてのヒット作を見ると、5つのトレンドが読み取れる。「シリーズ作」「リバイバル」「70~90年代カルチャー」「多様性」「歌モノ」だ。これらを複合的に取り入れた作品も多い。

ヒット作の続編を製作する「シリーズ作」と、過去の名作をよみがえらせる「リバイバル」は、作品のファンが存在し動員を見込める。17年の米国興収ランキングではシリーズ作が7、リバイバルが3とトップ10を埋め尽くした。近年のシリーズ作は、「マーベル・シネマティック・ユニバース」に代表される「ユニバース」(複数の映画で1つの世界観を共有する)が増えている。興収トップ20を見ると、『ワンダーウーマン』と『ジャスティス・リーグ』が「DCエクステンデッド・ユニバース」、『キングコング:髑髏島の巨神』が「モンスターバース」の1作だ。いずれも今後、新作が待機している。

リバイバルでは、新鮮味の加え方がヒットのカギとなっている。驚きのヒットとなったのが、4月に日本でも公開された『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』だ。オリジナルの『ジュマンジ』(1995年、日本96年)がボードゲーム内での出来事が現実となる設定だったのに対し、今回はビデオゲームに変更。オリジナルを知る世代から子どもまで広い世代に受け、興収は4億ドルを突破した。

「70~90年代カルチャー」を映画に取り入れる動きは、リバイバルと狙いが近い。昨年の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』では、随所で70~80年代の名曲が使用された。

「多様性」は、昨今の最重要トレンドとなっている。今年公開の『ブラックパンサー』は、その象徴的な作品だ。白人男性が主役の作品が多く製作されるなかで、同作は主人公をはじめ脇役も多くが黒人。興収は6億ドルにのぼり、全米歴代5位を記録している(3月26日時点)。トランプ大統領の誕生や女性セクハラ問題で揺れるハリウッドが多様性を加速させている面もあるだろう。

日本でも大ヒット中の『グレイテスト・ショーマン』など「歌モノ」の人気も根強い。1曲で感情を高める歌モノは、みんなで一緒に見るライブ感も人気だ。

こうした5つのトレンドに加え、TOHOシネマズは、日本の特徴として次の点も指摘する。「安定志向がより強く、シリーズ作でも内容を知っている、想像できる作品がヒットしやすい。出演俳優でもジョニー・デップ、トム・クルーズらが引き続き人気」。その象徴的な作品が、昨年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』だ。17年の米国興収では18位だが、日本では5位に入った。日本は女性客やファミリー層が映画興行を支えており、デートムービーがヒットしやすい傾向もある。

今年は、冬までヒットが期待される洋画実写が多数そろっている。洋画の5つのトレンドと、日本でのヒットの傾向から注目作を挙げていく。

まず、この春は4月6日公開の『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』から始まり、『パシフィック・リム:アップライジング』『レディ・プレイヤー1』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と、ヒット候補作が毎週公開されている。『ジュマンジ~』はリバイバル、『パシフィック・リム~』と『~インフィニティ・ウォー』はシリーズ作に当たる。

『レディ・プレイヤー1』はスティーブン・スピルバーグ監督のオリジナル作品だが、ヴァン・ヘイレンなど80年代のヒット曲や、映画『エルム街の悪夢』といった80年代映画を中心としたモチーフが散りばめられている。また、「映画内にガンダムやハローキティなどのなじみのキャラクターが多数登場するので、日本に合いそう」(TOHOシネマズ、以下同)。『~インフィニティ・ウォー』は、アイアンマンやキャプテン・アメリカといった初期メンバーから、ブラックパンサーなどの最新ヒーローまでが一堂に会する。日本でのマーベル映画の興収記録を更新するか、注目される。

6月は『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』やアメコミ映画『デッドプール』(16年)の続編が待機。そして7月には、18年の洋画で最も期待値の高い『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が控える。『ジュラシック・パーク』のリバイバル『ジュラシック・ワールド』(15年)に続く、シリーズ最新作だ。前作は興収95.3億円。「広い世代で知名度が高く、100億円を狙える」。

8月に公開されるトム・クルーズの人気シリーズ6作目『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』も期待が高い。「同シリーズは日本で安定した興収を稼いでいる(前作は日本で洋画年間5位、米国で年間11位)。内容の想像がつきやすく、シリーズ作ながら1作の作品として物語が終了する点がウケています」とみられている。

(ライター 相良智弘)

[日経エンタテインメント! 2018年5月号の記事を再構成]

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