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ゲームは今やSNS ノートPC持ち寄りパーティーも ゲーミングPC最前線(2)

2018/5/15

ビジネスパソコンで知られる日本HPがゲーミングPCを手掛ける理由は?(写真は「OMEN X by HP 17」)

オンラインゲームや凝ったグラフィックのゲームをパソコンで楽しむためのゲーミングPC。さまざまなメーカーから発売されているが、デルや日本HPなど、ビジネスパソコンで知られるメーカーも積極的に取り組んでいる。彼らがゲーミングPCに力を入れる理由を、前回のデル(記事「人気高まるゲーミングPC ゲーム動画でユーザー拡大」参照)に続き、ブランド「OMEN by HP」を持つ日本HPの森谷智行氏に聞いた。仲間と一緒にゲームをプレーするイベントも盛況で、人気の背景にはゲームが新しいソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)となっている面もあるという。

■技術を生かせるゲーミングPC

――日本HPがゲーミングPC市場に取り組む理由を教えてください。

スマートフォン(スマホ)やタブレットの普及でPCを必要とするシーンが減ってきている現在、全体的にPCニーズが下がってきています。そのなかで成長が見られるのは、美しいデザインが魅力の「プレミアムデザイン」と、美しいグラフィックが魅力の「ゲーミングPC」。特にゲーミングPCは、ハイスペックモデルが伸長しています。

現在のゲーミングPC人気を支えているのは動画配信サイトで動画やライブ(リアルタイム中継)を配信する「ストリーマー」といわれる人たちなのですが、パソコンでゲームプレー動画を配信するには「美しいゲーム画面を高い解像度で表示する」「そのプレー画面を動画で録画する」「録画した動画を高速でエンコード処理する」「動画をリアルタイムに配信する」というように、大きな負荷がかかる複数の作業を高速で処理しなければならないのです。ハイスペックなPCでなければ、この作業は難しい。ここに、当社がこれまで培ってきたノウハウを生かせるのではないかと思い、参入を決めました。

■「LANパーティー」がノート人気を後押し

――ゲーマーにはどんなモデルが人気なのでしょうか。

我々は、ゲーマーをピラミッド型に3つのセグメントに分けて考えています。一番多い層が、ストリーマーのゲームを観戦したり、ライトゲームをしたりする「メインストリーマー(カジュアルユーザー)」。次に多いのが、純粋にゲームを楽しんでいる「パフォーマー」。ピラミッドの頂点が、ゲームをする時間を意図的につくり、継続的にプレーする「エンスージアスト」です。

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