スイスの高級時計「ブランパン」は2018年新作として、「ヴィルレ」コレクショから、時針を持たないデザインの「フライング・トゥールビヨン・ジャンピングアワー・レトログラード・ミニッツ」を発表した。時は丸い小窓に表示し、分を針で指し示す。「ジャンピングアワー」と呼ばれる構造で、同社として初採用した。分針を扇状に動かす「レトログラード式」にしたのも初めて。12時位置にはトゥールビヨン(重力による誤差を補正する装置)が宙に浮かんでいるように配置した。
同コレクションでは、レトログラード式で曜日を表示する「ラージデート・レトログラード・デイ」も発表した。曜日は8時位置に表示する。秒針の根元には創業者、ジャン・ジャック・ブランパンのイニシャルをあしらった。