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リーダーの母校

寮生活でホームシック ジャパネット2代目の中高時代 高田旭人・ジャパネットホールディングス社長が語る(上)

2018/5/7

高田旭人・ジャパネットホールディングス社長

 テレビ通販のカリスマといわれた父親から3年前に経営のバトンを受け継いだジャパネットホールディングスの高田旭人社長(39)。激しい競争の中、前期は過去最高の売上高を記録するなど、早くも非凡な経営手腕を発揮している。その高田氏は、ソフトバンクグループの孫正義会長や実業家の堀江貴文氏ら多くの経営者を輩出している久留米大学付設中学・高校(付設、福岡県久留米市)で学んだ。

 中学から親元を離れ、寮暮らしに。

 父も母も世間の一般常識にとらわれない人でした。だから家業も成功したのかもしれません。すごく教育熱心でもありました。姉や妹や私に、勉強しろとはけっして言いませんでしたが、教育の大切さは十分に理解し、常に子供たちが何不自由なく勉強に打ち込める環境を用意してくれました。

 そんな家庭に育ったので、田舎の小学生にしては珍しく、私も小学4年生から塾に通っていました。それほど勉強が好きだったわけではありませんが、塾には仲の良い友達が大勢いましたし、先生もやさしかったので、塾に行くのが毎日楽しみで仕方ありませんでした。

 中学は、いずれも中高一貫ですが、付設のほか、長崎県と佐賀県の進学校をそれぞれ1校ずつ受験しました。この3校にした理由は特にありません。私の通っていた塾では毎年、みんなそうしていたからです。

 算数は小さいころから好きで得意でしたが、逆に暗記系の科目が苦手で、教科によって成績に結構ムラがありました。3校の中では最難関だった付設に合格できるかどうかギリギリのところでした。

 それでも何とか付設に合格することができたので、付設に行くことにしました。これも、私の塾では付設に受かった人はみんな当たり前のように付設を選ぶからで、それ以外に特に理由はありません。

 実家のある長崎県佐世保市から付設までは電車で片道2時間ちょっとかかります。通学は端から選択肢にはなく、学校の寮に入ることにしました。付設は私のように福岡県外からも生徒が集まってくるので、1学年150人中、半分くらいは寮に入ります。こうして私は、中学から親元を離れて暮らすことになりました。

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