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夫も家事メン! 狩猟本能くすぐるゴキゲン掃除機

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「賢く買いたい!共働き必携 家電の選び方」でおなじみの戸井田園子さんは、ご自身の夫と息子を見事「家事メン」に育て上げたプロ中のプロ。そんな戸井田さんが、夫に掃除を任せる秘策を指南します。

◇  ◇  ◇

家事分担、迷ったら「掃除」から始めてみよう!

夫に家事を分担してもらうとき、もし「何をしたらいいか分からない」状況だったら、おすすめは「リセット家事」です。「リセット家事」とは、掃除、洗濯、食器洗いなど、汚れたものや散らかったものを元の状態に戻す(=リセットする)家事のこと。目指すべきゴールがイメージしやすいため、あまり家事をやったことがない人でも取り組みやすいという特徴があります。

反対に、料理や子育てなど、何もない状態から積み上げていく「プラス家事」は、目指すべきゴールがイメージしにくいため、家事初心者にはハードルが高く感じられるかもしれません。「プラス家事」については、家事に慣れたころから分担していくとよいでしょう。

「リセット家事」の中でも特におすすめなのが「掃除」。狩猟民族の本能をもつ男性にとっては、獲物(=ゴミ)を捕獲する喜びが感じられるというオマケもあり、比較的定着しやすいようです。

掃除の段取りから「面倒ポイント」を排除する

では次に、掃除の段取りについて考えてみましょう。掃除をする手順は、だいたいこんな感じですね。

(1) 部屋の中を片付ける
(2) 掃除機を取り出す
(3) 掃除機をかける
(4) 掃除機のゴミを捨てる
(5) 掃除機を片付ける

 この中で「掃除が面倒だ」と思う主なポイントは、以下の3つ。

(1) 部屋の片付けが面倒
(2) 掃除機のコードを抜き差しするのが面倒
(3) 掃除した後のゴミ捨てが面倒

つまりこの3つのポイントを解決すれば、掃除は面倒でなくなるはず。掃除機を買い換えるだけで、この面倒ポイントがクリアできます。

部屋の片付けが面倒ならロボット掃除機

掃除機をかける前にやらなければならないのが、床に落ちているものを拾ったり、出しっぱなしになっているものをしまったりすること。これがおっくうで、なかなか掃除が始められないという人におすすめなのが「ロボット掃除機」です。

ロボット掃除機を使って掃除するとき、人がやるべきことはほとんどありません。予約設定しておけば、「ボタンを押す」という操作すら不要。やることが何もないので、掃除機の動きをぼーっと眺めているうちに、いろんなことに気づき始めます。

ロボット掃除機は、障害物があると止まり、方向を変えますよね。すると、障害物があった箇所は、掃除機をかけないままで終わってします。問題があれば解決したいと思う傾向が強い男性は、この動きを見ているうちに「あそこを片付ければ、そこも掃除してくれるはず」という衝動に駆られ、つい片付けてしまう。この「男性のサガ」を上手に利用しましょう。

夫が「男性のサガ」に突き動かされて片付け始めたとき、一番簡単なのは「とりあえずBOX」に邪魔なものを放り込むという方法。BOXは家族の人数分用意し、「自分のものは自分でBOXに入れる」というルールにすれば、お子さんを巻き込むこともできて一石二鳥です。

「掃除機が動き出すぞ! そら、片付けろ!」と号令をかけるのは、掃除担当の夫の役目。その声をきっかけに、家族が一斉に自分のものを「とりあえずBOX」に放り込みます。誰が一番早く片付けられるか、ゲーム感覚で楽しむのもいいですね。物を入れたBOXは、いったんソファやテーブルの上に置き、掃除が終わった後でゆっくり本来の場所に片付けます。

おすすめのロボット掃除機は、iRobotの「ルンバ960」か「ルンバ800シリーズ」。どちらでもいいと思いますが、男性には960のほうが受けがいいかもしれません。スマホで操作できるという点と、マッピング機能で掃除した箇所が確認できるという仕掛けが、男性の心に刺さるようです。

コードの抜き差しが面倒ならコードレスモデル

掃除機をかけながら部屋を移動するとき、面倒に感じるのがコードの抜き差し。これを解決する最も簡単な方法は2つあって、1つはコードレス掃除機に買い換えるということ。もう1つは、部屋の数だけ掃除機をそろえ、各部屋に1つずつ置いておくという方法。「新しい掃除機を買ったけど、まだ古い掃除機も残している」という人は、ぜひ後者を試してみてください。

もしコードレス掃除機を購入するのであれば、おすすめは東芝のキャニスター型コードレス掃除機「VC-NX1」か、ダイソンのスティック型サイクロン式コードレス掃除機「V10」。

「VC-NX1」はキャニスター型で総重量は4.2kgありますが、本体は床に転がっているので手元にかかる重さは約520gと軽量。また、人の動きに合わせて方向を変えるデザインなので、移動するときにも負担を感じることはありません。連続稼働約1時間という長時間駆動に加え、強力な吸引パワーも魅力的。ダストカップは分解して洗えるので、お手入れも楽です。

とはいえ、なんたって男性はダイソンが好き。あのメカニックなデザインに加え、ダストボックスにゴミがたまっていくさまを観察できるという点が、男心をそそるようです。3月20日にリリースされた「V10」は2年ぶりにフルモデルチェンジした製品。基本の構造を刷新し、吸引効率を高めつつ、連続運転時間も最大約60分となりました。ますます武器っぽいフォルムになり、夫のヤル気に火をつけること間違いなし! ちょっとお高いですが、奮発しちゃいましょう。

ゴミ捨てするのが面倒であれば、紙パックモデル

ダイソンのようなサイクロンモデルは紙パックがないため、ゴミやホコリはすべてダストカップにたまります。「ダイソンは好きだけど、ゴミ捨てがちょっと」という人は、紙パックタイプの掃除機を検討してみましょう。

フィルタを搭載している掃除機の場合、こまめに手入れをしなければならないのも負担ですね。そういった手入れが面倒と感じるようであれば、紙パックタイプがおすすめ。紙パックタイプの掃除機はゴミがたまったら紙パックごと捨ててしまえばいいので、ゴミに直接触れる必要がない点が魅力。アレルギーがある人も、紙パックタイプを選んだほうが安心です。

紙パックタイプでおすすめなのは、シャープの「EC-AP700-N」。コードレスかつ紙パックということで「掃除が面倒だ」と思う2つの問題をクリア! 総重量も2.9kgと軽く、本体を持って移動しながらでも負担を感じません。バッテリーが2つ付属しているので、最長60分連続運転可能。バッテリーの着脱をすると「よし! 始めるぞ」という気にさせてくれるかも。高いところも軽々届くので、エアコンや照明のシェードの掃除もリクエストして「あなたがやると、私じゃ手が届かないところまで掃除ができて、助かるわー」と感謝の一言を添えてみましょう。

このように、「掃除」に対する3つの面倒ポイントを解決するのに手っ取り早いのは、新しい掃除機を購入するという方法。男性は、道具をそろえて形を整えるところから始めるのを好む傾向があるので、これを利用しましょう。「掃除を担当する」と決めたら、ぜひ週末には一緒に家電量販店に行き、新しい掃除機を買ってください。

今回、私のおすすめ掃除機もご紹介しましたが、実際に購入する際は、夫が欲しいと思った掃除機を買うこと。迷ったときは、より高機能なもの、高額なものを買うのが効果的。そのとき、「あなたの道具だからね」と一言添えておくことも忘れずに。

戸井田園子

 大手プレハブメーカーでインテリアコーディネートを担当し、インテリア研究所を経て商品企画部へ。その後、インテリア&家電コーディネーターとして独立。現在は、情報ポータルサイトAll Aboutをはじめ、雑誌・新聞・テレビなど幅広いメディアで活動中。家電業界出身ではない中立的な立場と消費者目線での製品評価や、分かりやすい解説に定評がある。好きな家電は、お掃除ロボットなど、家事を任せられて時間を産んでくれる「時産家電」。

(ライター 井上真花)

[日経DUAL 2018年3月28日付記事を再構成]

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