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帝王カラヤン、そのダンディさを生誕110年に思う マエストロのファッションを解剖

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2018/5/7

Lauterwasser(ullstein bild via Getty Images)
MEN'S CLUB

 誕生日は1908年4月5日。本日は、オーストリア=ハンガリー帝国 ザルツブルク出身のダンディなる楽壇の帝王カラヤン、生誕110年の節目となります。さあ皆さん、一緒に彼を振り返ってみましょう。




 フルネームはHerbert von Karajan(ヘルベルト・フォン・カラヤン)。彼が1989年7月16日に81歳で亡くなってから、早くも30年が経過しようともしているころ、その彼のカリスマ性はいまだ衰えるところを知りません。

 2018年4月5日に、彼の生誕110年を迎えました。

 クラシックという文化を、「いかに後世に伝えていくか?」も常に考えていたカラヤン。クラシックを映像作品として残すべきと早くから注目し、コンサートのライブだけでに限らず映像制作を自ら積極的に手がけてきました。

 生誕110年を記念して、今後、さまざな音源やDVDが発売されることでしょう。ベートーヴェンの交響曲もいいです、ブラームスの交響曲だって最高。チャイコフスキーの後期における交響曲集なんて聞いたら涙が出るかもしれません。

 あ、そうそう、1974年の11月と12月にベルリンで行われたプッチーニの歌劇“蝶々夫人”のDVDは、名作中の名作だと思います(担当スタッフ個人的意見強し……)。主役の蝶々夫人を演じたのは、若々しい声質と優れた演技力で評価が高いミレッラ・フレーニ。そのほかテノールのプラシド・ドミンゴなどなど、実力派キャストは揃っています。

 ……と、音源等は山ほどあります。ですが、写真集となるとあまり見当たりません。2012年にヤマハミュージックメディアから発売された『ヘルベルト・フォン・カラヤン写真集』は知っているのですが……。

 細身の体を黒で統一された服装で包み、白いマフラーを長く垂らせたスタイルでスポーツカーや自家用ジェット機を自在に操るカラヤン。そんなダンディな紳士の代表とも言える姿をぜひとも、もっともっと観たい!と思い、ここにプチ写真集を作成しました。

 既成の音楽家のイメージを一新させた帝王の姿を、ここで一緒に振り返りましょう。

◇   ◇   ◇

カラヤン追想曲 第1番

 1955年のカラヤン。コートを肩掛けしながら、インナーにはカシミアと思われるVネックセーターを着こなしています。タートルネックのイメージが強いですが、ニットウエア全般が好きなだったようですね。

Fred Stein Archive(Archive Photos / Getty Images)

カラヤン追想曲 第2番

 1956年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者・芸術監督に就任した翌年のカラヤンになります。

ullstein bild(ullstein bild via Getty Images)
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