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旅・風景

ドローンの「上から目線」が見つけた絶景写真9点

日経ナショナル ジオグラフィック社

2018/4/29

ナショナルジオグラフィック日本版

北大西洋フェロー諸島にあるティンドホウオルム島。カミンズ氏は険しい地形を何キロも歩いた末に、この息をのむほどの景観に出会った。「荒々しく飾り気のない美しさを見ると、自然のはかなさを感じます」(PHOTOGRAPH BY GARY CUMMINS)

絶景を撮影したのは、カナダ、トロント在住のゲイリー・カミンズ氏。昼間は建築業界で働きながら、夜や週末にドローンを飛ばし、都市の人工的な美しさや自然の荒々しい風景を撮影している。「地上から数えられないほど撮影されてきた被写体も、新たな角度から見ると別のストーリーになります」と同氏はアドバイスする。ゴールデンウィークに行楽地で高いところに登る機会があれば、氏の写真をヒントに、意外な絶景を探して撮ってみてはいかがだろう。

■撮影準備はしっかりと

ドローンを使った空撮に対する規制は海外でも増えている。そのためカミンズ氏は、法を守りながら安全にドローンを飛ばすことには人一倍気をつかう。「守らなければならないのは安全です。そして、ドローン操縦者の評判を落とさないことです」。カミンズ氏は、Googleマップを使って撮影計画を立てる、その場所の法律を確認する、つねに天候を把握するなど、前準備を怠ってはいけない。

米ニューヨーク市のコロンバス・サークルを行き交う車(PHOTOGRAPH BY GARY CUMMINS)

都市に息苦しさを感じると、カミンズ氏は世界に旅立つ。最近は、アイルランド、英国、フェロー諸島、アイスランド、香港、米国南西部などに足を伸ばして、撮影している。

■外へ出て、撮影してみよう!

写真を志す人たちへアドバイスはないだろうか。カミンズ氏は言う。「とにかく、始めることです。カメラを持ってやってみるのが一番大事なことだと思います。失敗することもあるでしょう。そんなときは、インターネットを学習ツールとして活用してください。何でもすぐに調べられる良い時代にいるのですから。まずチャレンジしてみましょう。外へ出て、撮影しましょう」

次ページでは、カミンズ氏がドローンで撮影した世界の意外な絶景を7点紹介する。

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