本当に団体でいいの? シニア旅は「お得に気ままに」経済コラムニスト 大江英樹

もちろん、海外に出かける場合は団体旅行にしなければならないこともあるでしょう。言葉や治安の問題があるからです。しかしながら、国内旅行の場合は海外と比べると安全ですので、ぜひオリジナルプランづくりにチャレンジしてみてください。

私の知り合いには会社員時代に役員や部長だったという人たちがいます。そんな人の中には、現役時代は出張するにしても何をするにしても全て秘書や部下がチケットの手配をしてくれていたので「どうやって航空券や新幹線のチケットを予約すればいいのかわからない」などということを本気で言う人もいます。彼らはおそらくプライベートな旅行でも手配は奥様に任せきりだったのでしょう。まさに「大きな子供」です。

若い頃のように気ままな旅に出かける

そんな人に限って、引退後に団体旅行に出かければちょっとしたことで添乗員さんに不満を言ったり、クレームをつけたりすることが多いといいます。現役時代に地位の高かった人ほどそうした傾向があるようで、これは実にいただけない話です。

一方、シニア世代には若い頃にリュックを背負って気ままな旅に出たという経験のある人も多いでしょう。学校を卒業して会社に入ってからはそんな自由な旅はできなかったでしょうが、今度は会社を卒業して再び自由の身になったのです。若い頃のように気ままな旅に出かけてみるのもシニアライフの大きな楽しみではないでしょうか。

「定年楽園への扉」は隔週木曜更新です。次回は5月17日付の予定です。
大江英樹
野村証券で確定拠出年金加入者40万人以上の投資教育に携わる。退職後の2012年にオフィス・リベルタスを設立。著書に「定年男子 定年女子 45歳から始める『金持ち老後』入門!」(共著、日経BP)など。http://www.officelibertas.co.jp/
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