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本当に団体でいいの? シニア旅は「お得に気ままに」 経済コラムニスト 大江英樹

2018/5/3

写真はイメージ=123RF

ゴールデンウイークに旅に出かけるという人は多いと思います。特に旅行市場におけるシニア層の存在感は非常に大きくなっています。国内の主要空港でもターミナル駅でも実にたくさんのシニアを見かけます。

シニアがお金を使ってくれるのは旅行業界のみならず、様々な分野への経済面での波及効果が大きいですから、これからもおおいに期待したいと思います。

ただ、実際のシニアの行動面から見ると少し残念に感じることがあります。それは、海外・国内旅行を問わず、団体旅行で出かける人が目立つことです。

■旅行はオリジナルプランで楽しみが倍増

旅行は非日常体験です。知らない土地へ行って普段は乗らない鉄道やバスに乗り、珍しい物を食べ、方言混じりで話す地元の人とやり取りしながら、普段とは異なる時間を過ごすことに最大の楽しみがあるのではないでしょうか。

それにはある程度、能動的でなければなりません。宿やルートなどのオリジナルプランをつくり、いかに安く、いかに快適に過ごすかを考えると旅の楽しみは倍増します。

一方、団体旅行のように、人任せ、旅行会社任せというのでは楽しみは半減してしまうでしょう。ましてや団体で移動しながら途中で宴会みたいに盛り上がって酒を飲んだりするのであれば、何もわざわざ旅行に行かなくても近所の居酒屋で十分です。

仕事が忙しい現役時代にオリジナルプランをつくるのは大変ですが、リタイアした後は十分時間がありますので、シニアなら可能だと思います。

■個人は団体より必ず割高なわけではない

個人は団体より割高というわけでは必ずしもありません。ネットで探せば、個人でもお得に泊まれる宿もあります。一般的には繁忙期以外なら、かなり割安に宿泊することができます。それだけで宿泊費を2~3割は節約することも可能です。

交通費についても鉄道会社によってはシニア向けの会員制クラブに入会すれば、3割引きといった特典を受けることもできます。

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