N
Men's Fashion
Fashion × Tech

2018/5/19

Fashion × Tech

――サービスを立ち上げようと思ったきっかけは何ですか。

「学生のころからファッションが好きで、洋服を買うことに一番お金を使っていました。ただ、ひとつだけ悩みがありました。僕は腕が長く、首も少し細いので、既製服のサイズが合わなかったのです。洋服がすごく好きだからこそ、『ほしいのになぜ買えないんだ』と苦痛でしたね」

■オーダーメードの「手ごろ感」に気づく

「あるとき、友人がスーツやシャツをオーダーメードで仕立てていたことを知りました。オーダーメードには『高い』というイメージがありましたが、意外と手ごろな価格のものもあるんですよね。それに気付いて、やってみたら、『オーダーメイドってなんて素晴らしくて、楽しいんだ』とすごく感動して、はまっていきました」

――以前は別の事業を手がけていました。

「幾つか事業を起業したのですが、自分の興味範囲と違うビジネスだったためか、あまり熱意を持つことができませんでした」

「そんなときに、オーダーメードと出合ったのです。情熱を燃やすことができるサービスに巡り合った気がしました。オーダーメードを一般的にすることができれば、いろんな人に使ってもらって、幸せになってもらえるのえはないかと思いました」

■ビジネスウエアを一貫して手がけたい

――スーツ以外にチノパンやデニムなども取り扱っていますが、カジュアルにも展開していくのですか。

「ビジネスマンのカジュアル服というよりも、ビジネスシーンのビジネスカジュアル服ですね。あくまでもビジネスマンのビジネスウエアを一貫してやっていきたいと思っています」

「ビジネスシーンの服装もカジュアル化が進んでいます。ジャケパン(ジャケットとパンツ)スタイルなど、カジュアルだけど打ち合わせにも着ていけるような服装を、自分たちの領域として、やり続ける予定です」

既製服のサイズが合わなかったことが事業の出発点になった

――今後、どのような事業展開を考えていますか。

「今は関東にしか出店できていないので、どんどん全国に拡大していく予定です。ゆくゆくは、欧米アジアなど、海外展開にも取り組んでいきたいですね」

森雄一郎氏
1986年生まれ。香川大学工学部在学中、仏ファッションショーなどを取材。卒業後、ファッション企画会社で大手アパレルのコンサルティングなどを経験。その後、不動産ベンチャーで新規プロジェクトを担当、フリーマーケットアプリ「メルカリ」の創業期に参画。2012年4月、ライフスタイルデザイン(現FABRIC TOKYO)を創業。岡山県出身。

《会社概要》
社名:FABRIC TOKYO 設立:2012年4月 所在地:東京都渋谷区 資本金:4億5900万円(資本準備金含) 事業内容:カスタムオーダーファッション事業「 Fabric Tokyo」の企画・開発・運営

文:FACY編集部 岩崎佑哉(https://facy.jp/) 写真:長井太一

SUITS OF THE YEAR 2020
Watch Special 2021
GIFT SPECIAL 2021
SUITS OF THE YEAR 2020
Watch Special 2021
Instagram