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ポイント賢者への道

「ロボアド」でマイル獲得 運用を一任、残高に応じて ポイント賢者への道(59)

NIKKEIプラス1

2018/4/25

写真はイメージ=PIXTA

前回、投資信託の保有でたまるポイントについて取りあげました。今回はコンピューターが投資を指南するロボットアドバイザー(ロボアド)という資産運用サービスについてです。資産を預けて一定のマイレージポイントを獲得できる機会が増えています。

ロボアドはインターネット上で運用目的や期間などについて簡単な質問に答えると、株式や債券をどんな比率で持つとよいか目安が示されます。利用者が納得して運用を一任すれば投信などを自動で売買してくれます。数年前から新興企業や証券会社、銀行が相次ぎ始め、ポイント制度を導入する例も出てきました。

「THEO」を運営するお金のデザイン(東京・港)は2017年11月から日本航空と提携し、ロボアド運用でマイルがたまるサービスを始めています。利用者は1万円から運用を依頼でき、残高1万円につき月0.5マイルたまります。100万円を1年間預けると600マイルが積み上がる計算です。このほかJAL国内線に搭乗すると初回500マイル、国際線で同1000マイルが付きます。

全日本空輸のマイルがたまるのはウェルスナビ(東京・渋谷)です。利用者は口座を開いて運用を始めるときに300マイルを獲得。残高が4半期ごとの平均で100万円以上あると50マイルたまります。100万円の運用を1年間続ければ200マイルになります。

ロボアドではありませんが最近は「おつり投資」という新型のネット運用サービスでもポイント制度があります。「トラノコ」(運営は東京・港のトラノテック)はクレジットカードで買い物をした際に生じる端数を投資に回す仕組みで、ANAマイルが毎月5マイルたまります。運用サービスは通常手数料がかかりますが、ポイントを上手に獲得して補うことができます。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2018年4月21日付]

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