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大人になったEOS Kiss 初ミラーレスはデザイン一新 三井公一の最新デジカメ撮って出し

2018/5/8

ボディカラーはブラックとホワイト。実売価格はボディーのみが税込み7万3000円前後、15-45レンズキットが8万8000円前後、ダブルズームキットが11万円前後、ダブルレンズキットが10万3000円前後、18-150レンズキットが12万円前後(2018年4月9日現在)

 キヤノンが誇るエントリー機「EOS Kiss」が、ついに一眼レフからミラーレス一眼へと進化した。ずんぐりとかわいかったルックスは、2016年11月に発売されたミラーレス一眼「EOS M5」とうり二つのすっきりしたスタイルに。誕生から25年、すっかり大人になって新登場したモデルが「EOS Kiss M」だ。

 EOS Kiss Mのセンサーは、APS-Cサイズの約2410万画素。もちろん、キヤノン独自の「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載している。また、映像エンジンに最新の「DIGIC 8」を採用したことで、解像感の向上やノイズの低減も実現した。

■直感的な操作はそのままに描写性能がアップ

 EOS Kiss Mでは、操作性の親しみやすさはそのままに、描写性能がアップした。写真やイラストで使い方をガイドしてくれる「ビジュアルガイド」や、シャッターを押すだけでキレイな写真が撮れるフルオートの「シーンインテリジェントオート」、液晶モニターで明るさや鮮やかさをコントロールできる「クリエイティブアシスト」など、カメラを初めて使うという人でも直感的に操作できる工夫が満載である。

撮影例

(ISO 100、1/250秒、F8.0、焦点距離45mm)

 青空をバックに桜を撮影。EOS Kiss Mは最新の映像エンジンをはじめ、各機能がアップデートされ、隙のないスペックになった。カメラ任せで撮影してもキレイな写真が撮れる初心者向けのモデルだ。

(ISO 6400、1/250秒、F10.0、焦点距離35mm)

 ISO6400でモニュメントを撮った。最新の映像エンジン「DIGIC 8」のおかげで、高感度ながら低ノイズでクリーンな写真になっている。拡張でISO51200まで対応しているのがスゴい。このときパラついていた小雨の粒までもしっかりと判別できている。

(ISO 6400、1/400秒、F13.0、焦点距離45mm)

 ショーケース内を撮ったカット。こちらもISO 6400だがノイズ感も整っており、好ましい描写となっている。感度を思い切って上げられるため、暗所でもフラッシュなしで撮影できるし、速いシャッターを切ったり、深く絞り込んだりできるということ。つまり、さまざまなシチュエーションで自然な写真を撮れるということである。

(ISO 2000、1/80秒、F4.5、焦点距離25mm)

 薄暗い屋内での撮影にも強い。ミラーレス化されたEOS Kissは、ルックスはともかく、軽さと使いやすさを追求したエントリー機のDNAをしっかりと受け継いでいると感じた。日ごろの散歩から週末のお出かけ、さらに趣味のスナップショットまでそつなくこなす「キヤノン会心の一台」と言えそうだ。

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