くらし&ハウス

デジタルライフ

GW、観光名所の撮影 見栄えアップの3カ条 三井公一のスマホ写真術(第2回)

2018/4/26

東京スカイツリーのガラスは反射による写り込みを防ぐために斜めになっている

 待ちに待った大型連休がやってきた。スマートフォン(スマホ)を片手に観光地に出かける人も多いはず。今回はチョットしたコツで写真が見栄えする小技をお伝えしたい。

■明暗差が大きなシチュエーションではHDR

 東京スカイツリー展望台でパチリと記念写真。このように屋内と屋外の明るさが違う場合、露出補正で人物を明るくすることも可能だが、そうすると屋外の背景が明るくなりすぎてしまう。

東京スカイツリー展望台から、iPhone X のポートレートモードを使って都心の街並みをぼかして撮影。このままでもキレイだが背景がやや白く飛んでしまっている

 このようなときは「HDR(ハイダイナミックレンジ)」機能を使ってみよう。HDRは1回のシャッターでスマホが自動的に明るさを変えた写真を数枚撮影し、ちょうどいい明るさの1枚に合成してくれる機能だ。メニューからHDRを選んでシャッターを切るだけなのでカンタンだ。

HDRをオフにして撮ったカット。モデルとスカイツリーのモニュメントはきちんと写っているが、背景が真っ白になってしまいよくわからない
HDR機能をONにすると、このように背景の空部分のディテールがしっかりと出てくる

iPhone X の場合は画面上部の「HDR」部分をタップしてONにするだけだ。初期状態は「オート」になっているが、設定メニューで変更することも可能だ

 屋内と屋外の明暗差がある、晴天時の砂浜、真っ黒い壁をバックにしての記念撮影時など、この機能を使えば美しい写真が撮れる。極端な差の場合はこれに露出補正を組み合わせて対処しよう。

HDR機能をONにすると、このように背景の空部分のディテールがしっかりと出てくる

 また、室内から外を撮る場合、自分や屋内の照明がガラスに写り込んでしまう場合がある。そのときはスマホをガラスに密着させて撮ると反射が入らない。東京スカイツリー展望台の場合はガラスに接近できないが、写り込みが少なくなるようにガラスを傾斜させているという。

■ワイド感あふれる写真にはパノラマ機能

 近ごろのスマホに搭載されている「パノラマ」機能。モードをオンにして自分を軸にし、水平を保ちながらゆっくりと回転するとワイド感あふれる写真を撮ることができる。広い花畑や高原など、雄大な景色の観光地で活用したい機能だ。

くらし&ハウス

ALL CHANNEL