「FUN+WALK PROJECT」に賛同し、売り場でコーディネートを提案している伊勢丹新宿本店。店頭での売れ筋商品のひとつが、パントフォラドーロだ。1886年創業のイタリア屈指のブランドで、40~50歳代のビジネスマンらを中心に支持を集めている。

有楽町の阪急メンズ東京では、コールハーンが人気。1928年創業の米国ファッションブランドだ。東京・丸の内エリアの30~40歳代ビジネスマンらが、機能性やファッション性、デザイン性の観点から、よく商品を手に取るという。

松屋銀座店での人気はリーガル。防水透湿素材「ゴアテックス」を採用したレザースニーカーだ。軽量で、幅広いシーンでコーディネートできる汎用性から、30歳代から40歳代前半のビジネスマンらに受けている。

(堀威彦)
SUITS OF THE YEAR 2021
アフターコロナを見据え、チャレンジ精神に富んだ7人を表彰。情熱と創意工夫、明るく前向きに物事に取り組む姿勢が、スーツスタイルを一層引き立てる。