検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

ストーカー被害など56%が経験 働く女性の防犯心得

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

日経ウーマンオンライン

ストーカーや空き巣、痴漢など、多種多様な事件で女性が被害に遭っています。今回は、読者の皆さんが身の危険を感じた経験について聞いてみました。併せて寄せられた防犯の心得とともにご紹介します。

【調査概要】
◎日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
◎調査期間:2018年2月1日(木)~2月28日(水)
◎有効回答者数:615人

身の危険を感じたことがある読者は半数以上

まずは、身の危険を感じた経験の有無について聞いてみました。

身の危険を感じた経験のある人は56%で、半数以上。「いいえ」「特になし」と答えた人も44%いましたが、友達など身近な人が犯罪に巻き込まれてしまったという人も多くいました。無関係だと思っていても、知らないうちに巻き込まれてしまうケースもあります。読者が思わずゾッとした経験とは、一体どんなものだったのでしょうか?

元彼や元夫に注意 ストーカー被害

最初に紹介するのはストーカー被害。夜道で見知らぬ人に付きまとわれる人が多い一方、元彼や元夫から執拗に連絡が来たり、家を訪ねられたりするケースも多々あるようです。

◆ 元夫がストーカー化したので、元夫が住民票で私の現住所を追えないように、一旦実家に住民票を移してから新居に移し直しました。(38歳、サービス、企画)

◆ 自分はストーキングされないという根拠のない自信がありましたが、ある時見知らぬ人にストーキングされ、それ以来、周囲を警戒しながら帰宅するようになりました。また、顔見知りでない人には住んでいる場所を細かく伝えないことにしています。(34歳、卸売・流通、人事)

◆ 数年前、別れた直後から1年ほど元カレにストーキングされました。当時は実家暮らしで車通勤だったため、夜、車から降りる際は周囲を確認する、家族と会社に話して万が一の事態に備えるなどの対策をしました。(35歳、情報通信、人事)

電車だけじゃない 痴漢やセクハラ被害

痴漢・セクハラなどに巻き込まれてしまった人も多数いました。痴漢と聞くと電車内での被害がイメージされやすいですが、自宅マンションのエレベーターや帰宅途中の夜道、整体院などでも怖い経験をした人がいるようです。

◆ 中学時代に自宅マンションのエレベーター(監視カメラ付き)で不審者と乗り合わせてしまいました。背後に立たれた時の距離が異常に近く、「その制服の下はブルマはいてるの?」と聞かれました。家に入ってから号泣し、親に「次からはそういう時こそ『非常ボタン』を押しなさい」と教わりました。自衛をすることも大事ですが、何かあったときの対処法をあらかじめ学んでおくことも大切だと思っています。(30歳、不動産、一般事務)

◆ 昼すぎに電車に乗っていた時、二人掛けの横並びの席で、隣に座った人にスカートを少しずつ上へずらされていることに気付き、次の駅で降りました。その後も付いてきたので駅のスーパーまで逃げました。それ以来、座るときはボックス席、立つときは壁に背を付けるようにしています。また夜に外出するときは、すぐ電話できるようスマホを発信画面にして歩いています。(25歳、学術研究・技術サービス、受付)

◆ マンションへ入る時にオートロックの横で、あたかも知人がマンションに住んでいるように携帯で話しながら、「あっ、開いたからそのまま入るわ!」と言って私と一緒に中に入ってきた人がいました。その後、エレベーターを待っている隙に後ろに立たれ痴漢に遭いました。怖くて腰が抜けてしまい、数日間は外に出られず気持ちが落ち着きませんでした。(37歳、製造、総務・秘書・受付・一般事務)

◆ 若い頃、いろんなパターンの痴漢にあいました。夜道で背後から口を塞がれ危うく引きずり込まれそうになったこともあり、本当に怖かったです。しばらく外に出られませんでしたが、通報すると女性の警察官が温かな対応をしてくれました。犯人は捕まりませんでしたが、後日その道に街灯が数本つきました。(39歳、不動産、一般事務・営業事務)

◆ 実家から通勤していた時、残業で遅くなった日にバス停から家まで5分程度の距離を歩いていたら、後ろから抱きつかれたことがあります。怖くて声も出ませんでした。しばらくは家族に迎えに来てもらい、その後は携帯で話をしているフリをして帰宅していました。(32歳、建設、企画)

◆ 整体院でセクハラ被害に遭いました。個室で声を荒げることもできず、怖かったです。それ以降はトラウマでマッサージに行けなくなりました。(26歳、サービス、総務・営業・企画・一般事務・営業事務)

対策必須 追跡されやすいSNS

FacebookやTwitterなど、SNSから生じるトラブルも後を絶ちません。実際に対面していなくても、思いやりのない言葉によって精神的な苦痛を感じる人もいます。一度被害に遭った人は、その後どのような対策をとっているのでしょうか?

◆ 偶然を装って、元彼が近所のショッピングモールに毎週現れました。友人が私と会った時の写真などをSNSにアップしているのを見て、私が住んでいる地域を特定したようです。(31歳、保険、営業事務)

◆ 別れてから半年ほどした後に元彼から何度も電話やメール、SNSで連絡が来るようになりました。無視していたら一人暮らしの家の前で待ち伏せをされ、仕事の帰りに鉢合わせ……ということがありました。その後、新しいSNSを始めた際にも友達申請が来て、引っ越したことや転勤したことをSNSには載せない、むやみに閲覧可能範囲を広げないなど注意しています。(30歳、保険、企画・営業事務)

◆ 元彼が情緒不安定で被害妄想の激しい人でした。いいかげん嫌気が差し、会って話そうと思っても気配を察したのか会おうとせず、仕方なくLINEで別れ話を切り出したところ、事実と全く異なる誹謗(ひぼう)中傷が山ほど送りつけられました。その内容がとても怖く、「家も知られているし、火を付けに来たりするかも……」と思い、その日は怖くて眠れませんでした。(34歳、医療福祉関連、専門職)

◆ SNSを始めたばかりの頃、位置情報を見たのか「今◯◯にいるんだね」と場所を特定されたことがありました。場所の名前を書いて投稿したわけではなかったので、監視されている気がして怖くなりました。(38歳、教育・学習支援、専門職)

◆ 前職で会社のブログに顔写真を載せていた頃、ストーカーに付きまとわれました。今もSNSでいろいろ投稿したいなという気持ちはありますが、怖いです。(38歳、サービス、秘書)

直接会ったことのある相手でも注意は必要

上司や取引先、友達など、日ごろ信頼している人が不審な行動をしていたという経験談も。一方、被害に遭っていると思ったら実は勘違いだったという話もありました。危険予知のために覚えておきたい事例をまとめて紹介します。

◆ 賃貸仲介業者の店舗で、最初にアンケートとして希望の物件とともに住所や電話番号などの個人情報を記載したところ、その情報を店員に個人的に利用されてしまいました。一人暮らしに慣れていない若い頃はきちんと記入していましたが、その後はぼかして記入するようにしています。(38歳、情報通信、技術職)

◆ 会社の人から食事に誘われ、「あまり面識がないのに不思議だな」と思いながらも波風立てないよう二人で出掛けました。すると私一人の写真を撮られ、最後に抱きつかれました。(33歳、製造、秘書)

◆ 私の履歴書を持っている上司がGoogleマップに家の住所を入力して検索したらしく、画像付きで「この家に住んでるんだ」と送られてきたことがありました。(26歳、飲食、総務・人事)

◆ 商業施設のトイレで盗撮されたことがあります。和式で、ドアの下の隙間から撮られました。それから和式を使うのが怖くて、なるべく洋式にしています。和式しかないときは、ドアを気にするようにしています。(31歳、サービス、接客)

◆ 帰宅し、何気なく自宅ののぞき穴を外からのぞいてみたら、家の中が丸見えでした。管理会社に尋ねたところ、マンションが建設された頃はこの部品が流通していて、全世帯が同じ状態だと言われました。付け替えはできないとのことだったので、とりあえず家の中から目隠ししてしのいでいます。(31歳、医療福祉関連、専門職)

◆ 好きでもない取引先の担当者(即婚者)に気に入られてしまい、メールや電話攻撃を受けました。さらに「今から家に行きます」「出なかったら取引をやめます」というメールを送り付けられ、とても怖かったです。(33歳、不動産、経理)

◇  ◇  ◇

読者の皆さんからのコメントを全体的に振り返ってみると、特に元彼によるストーカー被害が多く見られました。連絡先や自宅の住所、行動パターンなどを知られているため、直接的な被害につながりやすいようです。今まで被害に遭わなかった人も油断せず、事件が起きる前にぜひ防犯対策を実施してくださいね。

(ライター 華井由利奈)

[nikkei WOMAN Online 2018年3月27日付記事を再構成]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_