2018/4/19

GUCCI
「コンセプトはデザイナーズ的、作りは職人的。このバランスが秀逸」
(矢部さん)

【 Order Details 】
「ヘリテージ」モデル/2プリーツパンツ/モヘア60%+ウール40% ミディアムグレー生地/ホーンボタン ブラック/シルク100%「フーラード」裏地/「Venti Cinque」刺繍入りタグ

ジャケット53万4000円、パンツ15万4000円〈以上、同仕様のオーダー価格〉、シャツ8万2000円、タイ2万3000円、チーフ2万3000円/以上グッチ(グッチ ジャパン)

シルク100%のスカーフ素材を裏地に

シェブロンプリントの裏地はなんとシルク100%。グッチのスカーフに用いられるのと同じ素材で、「フーラード」と呼ばれている。ジャケット全体に加え、パンツのウエストバンド内側にもあしらわれている。



スポーティなダブルステッチでラペルの存在感がアップ

カジュアルなジャケットに用いられることの多いラペルのダブルステッチ。エレガントなモヘアウールとの取り合わせに意外性があり、ここでも洒落心を演出。シルク糸で丁寧に手縫いされたフラワーホールも美しい。



5つボタンのカフもさりげなく個性的

一般的なスーツの袖ボタンが4連なのに対し、こちらは5連仕様。写真では袖先のボタンを1つ外しているが、もちろん全て留めることも可能だ。一見ではわからないが、ふとした所作の際に目を惹く遊び心を発揮。



ラッキーナンバー「25」をイタリア語で

ジャケット内側には「Venti Cinque」と刺繍されたタグを。これはクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ氏がラッキーナンバーとする「25」と、MEN’S EXの25周年記念の両方にちなんだもの。



随所で遊びつつ、あくまでビジネススーツに着地

矢部 アレッサンドロ・ミケーレ氏のグッチは非常にアバンギャルドで強烈な個性が魅力ですが、オーダースーツはそんなイメージとは一味違う正統派の出来ですね。

森岡 グッチらしい独自性がしっかりありつつ、ビジネススーツとしてきちんとまとまっていますよね。正直、予想以上の出来です。

小曽根 裏地も美しいですね。

矢部 パンツにまでスカーフ地が使われていますよ。注文時には言われなかったけど、贅沢ですね。

森岡 よく見ると相当遊びのあるデザインなのに、しっかり「仕事のできる男」というイメージの範囲に収まっている点が凄い。シルエットも大変きれいですね。

矢部 採寸の技術が高いんでしょうね。それに仕立てもしっかりしている。コンセプトはデザイナーズブランドらしいけれど、作りは徹底して職人的です。この両立が素晴らしいと思いますね。

小曽根 新発見が続々でしたね。ありがとうございました!

※表示価格は税抜きです。

撮影/若林武志、恩田卓治、長尾真志 スタイリング/森岡 弘(GLOVE)、宮崎 司(CODE) ヘアメイク/ TOYO(bello)

MEN'S EX

[MEN’S EX 2018年5月号の記事を再構成]

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