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津田大介 海外旅行必携の二刀流ガジェットは…

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NIKKEI STYLE

津田大介氏のバッグの中には様々なデジタルガジェットが入っている。最近、そこに加わったのが新型モバイルバッテリー。SIMカードを挿すことができるので、Wi-Fiルーターとしても使用できる製品だ。大容量なのでバッテリー残量を心配せずに通信ができる。先日出かけた香港でも役に立ったという。

◇  ◇  ◇

ルーターとしては18.5時間の連続通信

僕は仕事柄、出張や取材などで海外へ行く機会が多く、毎回スマートフォン(スマホ)やパソコンをインターネットへつなげるように準備している。現地でも快適に仕事をするためには、常時接続できる環境を整えておきたい。以前は海外へ行く前に、海外用のモバイル定額プランなどを契約していたが、通信料金が気になっていた。また、モバイルルーターも使ったこともあるが、バッテリーの持ちが少なく、長時間使う際には不安だった。

そんな時に見つけたのが、モバイルバッテリーとWi-Fiルーターの機能がセットになったZMIの「ZMI Battery Wi-Fi MF855」だ。

外見はモバイルバッテリーだが、本体裏のカバーを開けると、SIMカードの挿入口が付いている。モバイルバッテリーの容量は7800mAh。以前、記事(「津田大介  いいかも! 転ばぬ先のモバイルガジェット」)で紹介したような大容量のものに比べると少ないが、ルーターとしては18.5時間の連続通信が可能なので、ほぼ一日中持つ。充電も速く、3~4時間で満タンになる。

これなら普段はモバイルバッテリーとして持ち歩き、海外に行く場合は現地で使えるSIMカードを挿してWi-Fiルーターにする、という二刀流の使い方ができる。先日、香港へ出張に行く機会があったので、実際に使ってみた。

渡航前に現地のSIMカードを手に入れる

海外のSIMカードというと、現地へ行かないと買えないという印象があるかもしれないが、日本で手に入れられるケースも多い。今回の香港出張でも、現地で使うSIMカードは、出発前に日本のAmazonから購入した。

今回購入したSIMカードはプリペイド式で、1200円で2GB分のパケットが使える。有効期間は7日間だ。2GBのデータを使い切ってしまい、現地でパケットを追加購入する場合も、Webサイトからチャージできる。

SIMを日本で買っておくメリットは、事前に接続設定をすませておける点だろう。日本で設定してしまえば現地では電源を入れれば接続できるのでとても便利だ。ZMIの接続設定は専用アプリかブラウザーから行う。設定作業自体は簡単で、日本語にも対応しているので迷うことはないだろう。

プリペイド式SIMカードを挿したZMI Batteryは、Wi-Fiモバイルルーターとして問題なく使うことができた。2泊3日の出張を通してつながりにくいシーンもなく、通信は高速で安定していた。

モバイルバッテリーだけに、バッテリー残量を心配することもなかった。ただし、調子に乗っていろいろなアプリを使っていたら、プリペイドカードの通信量2GBをあっという間に消費してしまい、現地で一回チャージすることになったのだが。

国内での普段使いもOK

このZMI Battery、海外でしか使えないわけでは、もちろんない。国内向けのSIMカードを挿しておけば、日本でも同じように利用できる。SIMフリーなので格安SIMを契約して使えばいいわけだ。スマホで契約しているキャリアのパケット容量が毎月足りなくなる人や、パソコンを外出先でよく使う人は重宝するだろう。ルーターとして使う分には、日中にバッテリーが切れる心配はまずない。これまでルーターとモバイルバッテリーを2台とも持ち歩いていた人は、荷物が減って管理もしやすくなるだろう。自宅での充電も一度にできる。

モバイルバッテリーとして地味に便利なのが、充電オンのボタンがなく、スマホに接続すれば自動で充電がスタートすること。先日購入したビジネスリュック「NOMATIC」はケーブルを通す穴が空いており、カバンの中に入れたモバイルバッテリーを取り出すことなく使うことができる(記事「津田大介が仕事用リュックを新調 収納の工夫にほれた」参照)。ただ、これまで使っていたモバイルバッテリーはカバンの中に手を入れ、電源ボタンを探って押す必要があった。ZMI Batteryなら、その手間もかからない。

増える「一芸」モバイルバッテリー

今回は僕が持っているWi-Fiルーターを搭載したモバイルバッテリーを紹介したが、モバイルバッテリーの需要が増しているせいか、最近は他にもさまざまなプラスアルファの機能を備えた製品が登場している。

そこで、デジタルガジェットに詳しい編集プロダクション・アバンギャルドに、「一芸」を持つモバイルバッテリーをそろえてもらった。カメラがついていたり、扇風機にもなったりラジオを内蔵したり、さまざまな製品がある。

次回はそれらの製品を僕が実際に使ってみた感想をお届けしよう。

津田大介
 ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。1973年東京都生まれ。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。主な著書に「ウェブで政治を動かす!」(朝日新書)、「動員の革命」(中公新書ラクレ)、「情報の呼吸法」(朝日出版社)、「Twitter社会論」(洋泉社新書)、「未来型サバイバル音楽論」(中公新書ラクレ)ほか。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。

(編集協力 藤原龍矢=アバンギャルド、写真 渡辺慎一郎)

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