できる男のスタンダード講座

老いや疲れを見せないために 自分の「色」を見極めろ プレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

2018/4/29

 ごくごく簡単な見分け方もあります。シャツを選ぶ際、「ベージュかかったホワイト」と「真っ白」のどちらが自分に映えるかを試してみるのです。前者なら「イエローベース」、後者なら「ブルーベース」となります。

 次にそれぞれが似合う色です。

イエローベースが似合う色
 ・真っ白ではなく、やや黄みがかったオフホワイトやベージュ
 ・紺に少し黄みや紫が加わったような暖かみのあるネイビー
 ・少し黄みや紫が加わったような暖かみのあるグレー
 ・暖かく、黄みがかった色
  (みかんやオレンジの皮のような黄色、サーモンピンク、ターコイズブルーなど)

ウォームグレー
ウォームネイビー
オフホワイト
サーモンピンク
ティーグリーン
レッド

ブルーベースが似合う色
 ・純粋な白、あるいは青みがかった白
 ・あまり他の色が混じっていない濃い紺
 ・黒に白以外を混ぜていないような色味のないグレー
 ・青みがかった少し寒い感じの色
  (レモンイエローのような青みがかった果実の色や、青みがかったピンクや白っぽいパールピンク、針葉樹のようなグリーンなど)

グレー
ダークネイビー
パールピンク
フォレストグリーン
ホワイト
ワインレッド

 スーツを着用する際、胸元の「Vゾーン」、つまりスーツ、シャツ、ネクタイのそれぞれの色が気になるかと思います。色合わせに失敗すると、個人の色素と洋服の色が調和しないため、マイナスイメージを醸し出します。以下は、それぞれの系統ごとの特に注意したい組み合わせです。

 イエローベースの場合
 真っ白なワイシャツ+色味のないグレースーツ+パールピンクのネクタイ
  = 顔色がとても悪く見える

 ブルーベースの場合
 オフホワイトのシャツ+黄みがかったネイビースーツ+サーモンピンクのネクタイ
  = 疲れて老けたように見える

 まずは「自分に似合う色、似合わない色がある」ということを知っておくことが大事です。だいたいのタイプをつかんでおいて、何か購入するときには、自分に合う色合いのものを厳選するつもりで鏡をよく見てください。流行の組み合わせに、いたずらに迎合してはいけません。

丸山ゆ利絵
 ホテル西洋銀座やアークヒルズクラブなどを経て2010年、経営者などに「ふさわしい存在感」の演出方法を助言するコンサルティング会社、アテインメンツ(大阪市)を設立、代表に就任。15年、ビジネスマンに正しいスーツの着方を指南する「スーツ塾」を開講。 著書に「『一流の存在感』がある人の振る舞いのルール」(日本実業出版社)など。

後編「スーツスタイルは3色が上限 『引き算』で統一感を 」もお読みください。

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