小沼 僕は魅力的だと思います。確かに高価ですが、これまでの完全ワイヤレスで良いと思った機能の多くが搭載されていて、この充実度を思うと納得できる買い物ではないでしょうか。音づくりも好みですし。

小原 音に関しては、僕はM-1派ですね。さっきも話した通り、M-2は2作目ということもあってか、音づくりが僕がよく聴いているジャズやクラシックにはおせっかいのように感じてしまう。M-1のようにプレーンで、音源に忠実に聴かせてくれる方が好きです。

小沼 聴く音楽によって評価が変わるのもおもしろいですね。

小原 使い勝手やデザインはM-2に軍配を上げますよ。聴いている音楽に音づくりがうまくマッチすればM-2は魅力的だと思います。

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この連載では、2018年に入ってから、今回のEARIN以前にも、ソニー、BOSE(記事「完全無線イヤホン対決 音質はBOSE、機能はソニー」)、JBL(記事「JBL初の完全無線イヤホン 音質高評価、難点は音切れ」)の完全ワイヤレスイヤホンを試聴してきた。次回「完全無線イヤホン 音質か操作性か、世代で違うベスト」では、ここにAppleの「AirPods」を加え、実際に使ってみて見えてきた完全ワイヤレスイヤホンの長所と短所、そして6機種のなかから世代の違う2人が何を買うかについて話し合う。

価格にシビアな20代の小沼さんも「この充実度を思うと納得できる買い物」というEARIN M-2
小原由夫
小原さん(左)と小沼さん
 1964年生まれのオーディオ・ビジュアル評論家。自宅の30畳の視聴室に200インチのスクリーンを設置する一方で、6000枚以上のレコードを所持。現在メインで使っているイヤホンは「FitEar Air2」(須山補聴器)。最近のヘビーローテーションは『シェイプ・オブ・ウォーター(オリジナル・サウンドトラック)』。
小沼理
 1992年生まれのライター・編集者。最近はSpotifyのプレイリストで新しい音楽を探し、Apple Musicで気に入ったアーティストを聴く二刀流。最近のヘビーローテーションは『Geography』(トム・ミッシュ)。
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