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女の靴にも「格」がある 大人度が分かる足元のマナー

2018/4/18

写真はイメージ=PIXTA

ビジネスシーンや慶弔の場で、時に迷うことがあるのが足元の装いです。カジュアル化が世の流れとはいえ、洋服と同様に靴も何を選べばいいのか判断に困ることがあります。マナーコンサルタントの西出ひろ子さんに足元の装いで注意すべきことを聞きました。

◇  ◇  ◇

女性の靴はまずデザインや履きやすさで選ぶことが多いと思いますが、これとは別に意識してほしいのが、靴にも「格」があるということです。つま先もかかとも覆われている靴が、格は一番上になります。その次が、つま先が開いているオープントウ型のもの、そしてつま先もかかとも開いているサンダル、カジュアルタイプのブーツやスニーカーとなります。

■ビジネスタイムの靴は露出少ないものを

ビジネスシーンで選ぶ靴は職業に応じて変わるので、自身の職場の状況に合わせればいいのですが、一般的な企業であれば仕事の最中は一番格が上の、つま先もかかとも覆われているプレーンなパンプスがふさわしいでしょう。もちろん服装とマッチするものになりますので、ベージュなど明るい色のスーツなら同系統のベージュのパンプスがいいでしょう。

現在は、服装や靴に関しては職場によって状況が様々ですが、あまり厳しくない職場であれば、夏ならバックストラップの靴などは季節感もありますね。ただ、仕事をしている昼の時間帯は、肌の露出部分が少ない方が上品です。つま先の見えるオープントウや、つま先もかかともないサンダルやミュールなどは控えたほうがよいといえそうです。そこは会社の規則や方針、また個人の判断によりますね。

パンプスの中でも、格に応じた使い分けがあります。特に結婚式、お葬式など冠婚葬祭の場は、靴も一番上の格になります。形はプレーンなもので、ヒールの太さは太すぎず細すぎず。太いとカジュアルっぽくなりますし、ピンヒールはおしゃれ感が強くなります。

さらに、正式な場のファッションマナーとしては、靴とバッグを同じ色、素材でそろえます。

靴は慶事も弔事も布素材のものが正式とされています。これは皮革が殺生をイメージさせるからといいますが、最近はお悔やみの場でもこだわらない方が多く、弔事の専門家や葬儀業界の方々もそこまで重視していない傾向にあるようです。現実的に、布素材の靴が手に入りにくいという事情もあります。それでも、女性の靴であれば布製はありますが、男性の靴ではなかなかないのが現状です。気になる方は、合皮の靴で参列なさるのもよいでしょう。

マナーは相手に対する気持ちの表れです。ご用意が可能であれば、正式のスタイルにのっとって相手の方を敬う気持ちを表現することは、何ら問題はありません。見る人が見ればその配慮を感じ取り、一目置かれることでしょう。ちなみに私は職業柄ということもあり、40代になってからは慶事も弔事も、布の靴とバッグで参列するようにしています。特に50代になった現在は、相手様に対する思いからなるスタイルは、大切なことだと感じています。

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