投信の保有で毎月ポイント 現金やマイルにも交換可ポイント賢者への道(58)

NIKKEIプラス1

写真はイメージ=PIXTA
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投資信託を保有しているとポイントが毎月たまるサービスをネット証券などが相次いで導入しています。投信を積み立て投資するなどして保有残高が増えていけば自然と獲得ポイント数も積み上がっていきます。

SBI証券の投信マイレージサービスの場合、保有残高(月間平均)に対して原則、年率0.1%(残高1000万円以上は0.2%)分のポイントが付与されます。残高が100万円で変動しないと仮定すると年1000ポイントになります。付与率が低い投信もありますが、2500以上の銘柄がサービスの対象です。

たまったポイントの交換先は多彩です。Tポイントやnanacoポイント、JALマイル、ANAマイルなど他社ポイントに一定比率で交換できます。このほか現金として口座に受け入れることも可能です。

楽天証券では保有残高が50万円以上あると独自ポイントを獲得できます。200万円までは50ポイント、400万円までは100ポイントなどと、残高に応じて獲得ポイント数が決まっています。楽天銀行の口座と連携して楽天スーパーポイントがたまるサービスもあります。たまったポイントは買い物の支払いに使ったり、新たに投信を購入するときに充当したりできます。このほか、金融機関によっては保有残高に応じてではなく、投信の購入時にポイントが付く例もあります。

投信で資産運用をするときは手数料に注意しましょう。保有期間中ずっと差し引かれる手数料(信託報酬)の水準は銘柄ごとに異なり、購入時に別途、手数料がかかることも多くあります。同じ銘柄でも、販売する金融機関によって手数料率が異なることもあるので、金融機関を上手に選ぶことも大切です。そのうえでポイントを継続して獲得できれば、資産を増やしていくうえで助けになります。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2018年4月14日付]

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