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新幹線が3割引き 旅で使えるミドル・シニア割

NIKKEIプラス1

2018/4/19

シートは横幅も足元空間もゆったりめ。フード(カノピー)が付いており顔を隠せるのも特徴だ。基本は4列シートで、女性のひとり旅の場合は隣席が女性になるよう配慮するという。

フード付きで寝顔も隠せるバスの座席(ウィラー)

一方、航空会社の割引はJRやバスより年齢が高めだ。大手のANAとJALの対象は65歳以上だが、搭乗日前の予約ができない。JALの「当日シルバー割引」は、搭乗日に出発空港で空席がある場合のみで予約不可。ANAの「スマートシニア空割」はマイレージクラブの会員向けで、16年12月から当日空席がある場合に限って予約できるようになった。

ただし割引率は高く、時期や路線によっては70%を超える。思い立ってふらっと気軽に旅行したいという人には向いているかもしれない。「閑散期なら乗れる確率が高い」との声もある。

事前予約が可能な航空会社もある。北海道に拠点を置くAIRDOには60歳以上を対象にした「DOシニア60」があり、2カ月前から予約できる。通常期の東京―札幌便は正規運賃の約30%引きだ。ソラシドエア(宮崎市)も65歳からのシニア割を2カ月前から販売する。スカイマークの「シニアメイト1」は前日に空席があれば、朝7時からホームページで予約できる(60歳以上)。

活動的なシニアやミドル世代を対象にした会員や割引制度は多い。積極的に利用したいが目配りも欠かせない。節約アドバイザーの丸山晴美さんは「シニア割引が最も安いとは限らない。ほかの割引や安く行ける方法についてもよく調べる必要がある」と指摘する。使い勝手も考えて自分に合った割引サービスを選びたい。

(土井誠司)

[NIKKEIプラス1 2018年4月14日付]

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