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公共料金や会食割り勘 スマホ決済に携帯各社参入

2018/4/15

写真はイメージ=PIXTA

 スマートフォン(スマホ)だけで支払いを済ませるスマホ決済のサービスが広がっている。クレジットカードを登録したりバーコードを読み込んだりすることで店頭での買い物を便利にできる。公共料金の支払いや会食などの割り勘を自動でできるサービスもある。新年度に入って買い物や歓送迎会が多い時期だけに、スマホ決済を使う場面が増えそうだ。

 NTTドコモは4月中にも新たな決済サービス、「d払い」を始める。スマホのアプリに表示したQRコードやバーコードを店側が読み込むと支払いが完了する。ドコモの携帯電話を契約していると、月々の料金とまとめて支払いできるのが特徴だ。従来のスマホ決済のように、あらかじめクレジットカードを登録する必要がない。

 まずは高島屋やユナイテッドアローズなどで使えるようになる予定。今夏にもローソン、今年度中にはマツモトキヨシが加わる見通しだ。ドコモは当面、これら約1万9000店舗での取り扱いを想定しており、早期に10万店まで対応店舗を広げる考えだ。

 ドコモの顧客に付与する共通ポイントサービス「dポイント」の還元もある。実店舗での買い物200円につき、1円に相当する1ポイントを付与する。たまったポイントはd払いにも使える。

■銀行通さず送金可能に

 KDDIも5日、今年度中にQRコードを使ったスマホ決済に参入すると発表した。LINEとも連携し、対応店舗を増やす方針だ。

 そのLINEが提供する「LINEペイ」は利用者が銀行やコンビニで入金したり、クレジットカードを登録しておいたりすれば対応する店舗で買い物ができる。LINEでメッセージをやり取りできる友人に、相手の銀行口座を知らなくてもお金を送金できる。飲み会などの合計金額と参加した人を入力すれば自動で割り勘にもしてくれる。

 3月には電力会社から送付される請求書のバーコードを読み取って支払いをする「請求書支払い」を始めた。まずは東京電力エナジーパートナーの請求書が対象。今後は他の電力会社のほか、ガスや水道といった公共料金の支払いへの対応も検討している。

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