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当日加入もOK レジャー向け保険、日帰りなら数百円 スマホで簡単手続き

2018/4/10

写真はイメージ=PIXTA

 春の行楽シーズンに日帰りでハイキングに出かける予定です。レジャー中のトラブルに保険で備えたいのですが、手軽に加入できる商品はありますか。

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 ハイキングやゴルフ、スキーなど国内でのレジャー中のトラブルに備える保険が、国内旅行傷害保険や国内旅行総合保険などと呼ばれる商品だ。事故で自分がケガをしたときの治療費用や、他人にケガをさせたり持ち物に損害を与えたりした場合の賠償費用、遭難したときの捜索や救援にかかる費用などを補償するのが一般的だ。

 ホールインワンの祝賀費用も補償する「ゴルファー保険」など、特定のレジャーや競技向けに補償を特化した保険もある。

 レジャー向けの保険で最近、注目を集めているのがスマートフォン(スマホ)からインターネット経由で加入でき、日帰りレジャーにも対応する商品だ。

 日帰りだと天候をみてから出かけるかどうか決めるという人も多いだろう。これまでレジャー向け保険は代理店を通じて加入するタイプが多く、出発当日に手続きするのは難しかったが、ネット経由なら出発直前にすぐ加入できる。保険料も数百円程度と手ごろな商品が多い。

 三井住友海上火災保険は4月、「1DAYレジャー保険」を発売した。個人で加入するタイプと、複数人分をまとめて補償するタイプに分かれる。個人向けは「レジャー全般」「スキー・スノボ」など、レジャーの種類や補償内容に応じて8種類から選ぶ。保険料は補償内容によって500円か700円。複数人向けは幅広いレジャーに対応するタイプと、ゴルフコンペなどに特化し最大99人まで加入できるタイプがある。

 日帰りレジャー保険は東京海上日動火災保険がNTTドコモと組み、ドコモの契約者向けに2010年4月から提供を始めたことで注目度が高まった。その後、損害保険ジャパン日本興亜がソフトバンクと組んだほか、あいおいニッセイ同和損害保険もau(KDDI)と共同でau損害保険を設立し商品を提供する。

 ただ、損保大手がドコモやソフトバンクと組んで発売した商品は各社の携帯電話契約者しか加入できない。今回、三井住友海上が加入者を限定しない商品を発売したことで消費者にとってはより選択肢が増えた。

 1日単位で加入できるレジャー向け保険は手軽だが、その都度手続きする必要がある。一方、代理店で加入するレジャー向け保険は保険期間が1カ月や1年のものがあるので、頻繁にレジャーに出かける人にとっては手続きが1度で済み、保険料が割安な場合もある。補償内容や保険料を比較したうえで、適した商品を選ぶのが得策だろう。

[日本経済新聞朝刊2018年4月7日付]

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