リラックスできて自由度の高い、休日のスタイル。上質なアイテムをシンプルに楽しむのもいいが、ちょっとしたこなしのテクを加えると、一段と洒脱な雰囲気が高まる。さりげなく大人にこそ似合う品のよさ、そして取り入れやすさも備えた10のテク、ぜひお試しあれ。
Technique 1 裾で白チラ
若々しさが生まれる、さりげないワンポイント
インナーの白Tシャツの裾を、程よくチラ見せするテク。シンプルなコーディネートのワンポイントになり、印象にも若々しさと抜け感が生まれる。見せる幅は控えめが大人っぽい。
Technique 2 袖ワンロール
簡単かつ洒落感UPの代表的なテク
シャツやアウターの袖をシンプルに折り返した着こなし。ボタンを留めて着るより、休日らしい砕けたニュアンスになる。時計などのアクセサリー類の見映えもよく手軽にできるのもメリット。
Technique 3 第一ボタン留め
意外と雰囲気がガラッと変わる
シャツの第一ボタンを留めるだけ。シンプルだが、カジュアルアイテムで第一ボタンを留めると、堅苦しさを感じさせずに品がよくなる効果あり。着こなしの印象も、知的な雰囲気が備わる。
Technique 4 ダブルロール
ジャケパンにこなれた着崩し感をプラス
ジャケットとシャツの袖を、それぞれワンロールしたこなし。ジャケットの袖は半分ほど、シャツは控えめの折り返しが程よいバランス。ジャケパンスタイルにこなれた着崩し感が生まれる。
Technique 5 シャカロール
スポーティなパンツがより大人っぽく穿ける
近年人気の化繊系パンツをロールアップ。デニムなどではお馴染みだが、この素材では新鮮に映り、かつカジュアルな柔らかみが備わる。軽快な素材を活かし、折り幅を揃えずラフに。
Technique 6 色襟 in スタイル
インナーやボトムス以上に取り入れやすい
人気のモノトーンコーデなどで重宝するテク。写真のように、クルーネックから色襟がほんのりのぞくことで、着こなしに上品かつ鮮やかな差し色のアクセントをもたらしてくれる。
Technique 7 BDのボタン外し
休日らしい解放感が加わる
BDカラーのボタンをはずすことで、解放感のある印象が生まれる。例えばクルーネックとのレイヤードも鮮度がある。襟先のボタンホールも、さりげなくテクニカルな印象を高めてくれる。
Technique 8 襟立てシワ隠し
首のシワを隠しつつ、アクセントにもなる
最近、首周りのシワが気になってきて……。そんな方はジャケットなどの後ろ襟のみを立たせてみては? シワを隠しつつ首回りに品のいいアクセントが生まれる一石二鳥の着こなしだ。
Technique 9 ざっくりベルテッド
ベルトはラフに結んでもOK
ベルテッドコートをカジュアルに着崩すテク。フロントボタンを留めず、インナーを見せながらベルトを結ぶことで、洒脱なスタイルになる。結び目を中央からずらす点もポイントだ。
Technique 10 同色ベルト
休日のタックインを子どもっぽく見せないコツ
ポロシャツなどをタックインする際、ぜひ覚えておきたいテク。トップスとボトムスのカラーにメリハリを付けず、ベルトも同系色にするとスタイルがスマートかつスムーズにまとまる。
撮影/平井敬治、岡田ナツ子、武蔵俊介 文/吉田巌(十万馬力)、安岡将文、桐田政隆 スタイリング/武内雅英(CODE) イラスト/TOMOYA
[MEN’S EX 2018年4月号の記事を再構成]
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