中には、チェック柄と無地のシャツ、ボーダーのカットソー、ネイビーのパンツが入っていた。また、コーデのパターンと着こなし方が書かれた紙も入っていて、「上下をワントーンにまとめることで着痩せして見える」「上下のシルエット合わせたIラインのコーデは体形をきれいに見せてくれる」など、服を選ぶ上でためになるアドバイスもしてくれる。

送られてきたダンボールの中には、スタイリストが選んでくれたアイテムが入っている
2パターンのコーデとそれぞれの着こなし方が書かれた紙も。服や小物を選ぶ際に参考になるアドバイスが書かれている

周囲の反応はおおむね好評だ。「似合ってるよ」がどこまで本音かはわからないが、「いつもとイメージ違うね」という声も多く、これから自分で服を選ぶときにはもう少し冒険をしてもいいかなと思った。

こちらがカジュアルスタイル。普段自分が来ている服を考えると、チェック柄やキャメル色のシャツなど自分で選ばない服ばかりで新鮮だった
ジャケパンプランでは、スーツほどカッチリしていないが、取材や打ち合わせなどの仕事でも使えるきれいめなコーデをリクエスト。ピンクのシャツは自分ではまず選ばないが、着てみると意外と違和感はなかった

コーデは写真を撮ってLINEで送るとサイズ感や着こなしをチェックしてくれる。こちらから次のコーデのリクエストをすることも可能だ。また、ファッションに関する質問や相談もLINEから行える。

気になった点はLINEで伝えると次回のコーデに反映してくれる。少しウエストが大きかったので、ワンサイズ小さくしてくれるようにお願いした
ファッションに関する相談もできる。ジャケパンプランで送られてきたジャケットに合うパンツを聞いてみところ、詳しく教えてくれた

時短やイメージアップなど目的は多様

各社に話を聞いていると、利用者の目的はスペースの節約だけではないことがわかる。

例えば、DMMいろいろレンタルでは、30日6800円(税込)で、20枚のワイシャツをまとめて借りられるプランもある。1カ月の出勤分で毎日交換でき、洗って返す必要がないので、「主に、忙しい一人暮らしの利用者が多く活用している」(広報担当者)。身だしなみを整えてイメージアップを図りたい人にとっては、KASHI KARIのように毎日使う必要のない高価なブランド小物が格安でレンタルできるサービスは重宝するだろう。

ファッションに自信がない人にとっては、プロのスタイリストに相談できるサービスは頼もしいだろう。いつも服選びに迷っている自分にとって、スタイリストのお勧めを自宅で聞けるのは便利だった。

男性向けのレンタルサービスと借りられるアイテムは、近年増え続けている。うまく使いこなせば、かなりの割合の服をレンタルサービスでまかなうことも絵空事ではなさそうだ。

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(文 藤原龍矢=アバンギャルド)