ネットで手軽に時間貸し 我が家の駐車場で副収入駐車場シェアリング、賢く使う

駐車場シェアリングは貸し手にとっては遊休地の有効活用につながる。マイカーを手放して空いている自宅の駐車場などを使って副収入が得られる可能性があるからだ。

貸し手の取り分は5~6割

運営会社に駐車場を登録する際は、駐車場の広さや駐車場の様子がわかる写真などの情報を添える。貸し手になれるのは原則、駐車場の所有者なので、月決めなどで借りている駐車場をまた貸しするなら所有者の了承が必要だ。

貸し出したい日や時間は貸し手が設定できる。駐車料金をどう設定するのかについては運営会社によって異なり、貸し手が決められる場合と運営会社が需給に応じて決める場合がある。貸し手は料金の5~6割程度を受け取るのが一般的だ。

駐車場内の事故については原則、借り手が任意加入している自動車保険で対応する。中には補償額が不足することへの備えとして、シェアリング専用の保険に加入している運営会社もある。

貸し手となって副収入を得ると、所得税が課されるケースがあることに留意しよう。例えば、会社員や年金生活者が自宅の土地を駐車場として貸し出す場合は不動産所得となる可能性が高い。控除などを受けるために確定申告をするなら、この不動産所得についても多寡にかかわらず申告する必要がある。

また、住宅用地として固定資産税や都市計画税の軽減を受けている土地の一部を駐車場として貸し出すと、その部分の土地については軽減の対象外となる可能性がある。自治体に確認してみるといいだろう。

(藤井良憲)

[日本経済新聞朝刊2018年3月31日付]