MONO TRENDY

デジタル・フラッシュ

ビデオ会議がはかどる ビジネス向け無線スピーカー 戸田覚のデジモノ深掘りレポート

日経トレンディネット

2018/4/16

harman/kardonの「TRAVELER」。ターゲットをビジネスパーソンに絞っている
日経トレンディネット

Bluetoothスピーカーはちょっとしたブームを経て、すっかり定着した感がある。今回はちょっと変わったモデルを見つけたので紹介しよう。harman/kardonの「TRAVELER」(1万5880円)は、ビジネス向けのBluetoothスピーカーだ。ビデオ会議にも重宝しそうなハンズフリー通話機能を備え、モバイルバッテリーにもなるとのことで、ウェブサイトにも「忙しいビジネスパーソンに向け快適な機能を搭載した」とある。ターゲットをビジネスパーソンに絞っているところが興味深い。果たして、仕事用のスピーカーという選択肢はありなのか?

■イマドキのデザインだが重い

本体は、67×160×27.5mmと、Bluetoothスピーカーとしてはよくあるサイズだ。ちょっと気になるのは、300gと重いこと。もっとも、スピーカーを軽さで選ぶとろくなことにはならないので、妥当な重量だろう。

ただ、出張などに出かけるときも荷物が多くなりがちで、少しでも軽量にしたいと考えている僕としては、もう少し軽くてもいいと思う。ビジネス向けを意識するなら、こういう点にこそこだわってほしかった。

本体の質感はとても良く、スタイリッシュだ。ボディーはアルミ製で、上部の操作パネルはレザー風の仕上げになっている。個人的には、アクセントになっているダイヤモンドカットがちょっと古いように思う。最近は、スマートフォン(スマホ)でもダイヤモンドカットは減っている。もちろん、そこは好みが分かれるところではあるが。

今回は黒とシルバーを借りたのだが、ほかにブルーも用意されている。個人的にはシルバーが好ましいと思うが、黒の仕上げも良好で、甲乙付けがたい。仕事向きに使うとしても、どちらの色も派手すぎずに良い感じだ。

本体カラーは黒とシルバーを借りた。他にもブルーが用意されている
付属品はポーチとmicroUSBケーブルだ

■音は非常に良好でマルチペアリングにも対応

スピーカーは左右それぞれ5Wの出力と十分にパワフルだ。ノートパソコン内蔵のスピーカーは左右それぞれ1Wが一般的で、音にこだわったモデルでも2W程度なので、ずいぶんと差がある。なにより大きな音が出せるので、プレゼンなどで動画を流すときに利用してもいいだろう。

音質は十分に満足できた。手元にある各種のモバイル向けBluetoothスピーカーと比べても遜色はなかった。ただし、5000~8000円クラスのモデルでもそれなりに音は良くなっているので、音質の差だけで購入する気になるほどではない。音楽を聴いたり、映画を観たりするためなら、もっと安価で僕好みの音のモデルも少なくないのだ。

MONO TRENDY 新着記事

ALL CHANNEL