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それはやっちゃダメ!ストレス性便秘の意外なNG

日経ヘルス

2018/4/24

■Case1 「便秘になるとトイレのことばかり考えてしまいます」

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「ストレスで便秘になりやすい人には完璧主義タイプが多く、便秘に対しても生真面目に向き合ってしまう傾向がある。『出さなければいけない』とトイレに意識を向けすぎることもストレスになり、便秘を悪化させる一因となる」と天野医師は話す。

そういう人に「気にするな」といっても、受け入れるのは難しいもの。そこで鳥居院長が薦めるのが「75点主義」。「いつも100点満点を目指すのではなく、75点で十分。これでいい、と考えるようにすると、気持ちに余裕ができ、ストレスを感じにくくなる」(鳥居院長)。

なお、「なぜストレスを感じるのか、どんなときに便秘になりやすいのか、といったことを自分なりに把握することも大切。ストレス解消の一歩になる」と天野医師はアドバイスする。

「75点で十分」と考え、気持ちに余裕を

■Case2 「便秘でも薬はあまり使わないほうがいいと思う」

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「ストレス性の便秘の場合、本来はストレスの原因を遠ざけたり、ストレスを発散させる“ストレスマネジメント”が望ましいが、それが難しいときには、薬の助けを借りることを考えてもいい」と天野医師。

また、鳥居院長は「便秘が長引くほど、直腸に留まった便が硬く、出にくくなる。そうした状態を防ぐ意味で、薬で排便を促すことは有効」と語る。

ただし、大腸を刺激して排便を促す「刺激性下剤」は、長期に使用する場合には向かない。「腸管内での水分の分泌を増やし、便を軟らかくして排便を促すタイプの薬がいい。定期的に服用することで、自然な便通が期待できる」(鳥居院長)

薬の助けを借りるのも有効

■Case3 「便秘のときは、食物繊維の多いゴボウや玄米などをたっぷりとるようにしている」

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便秘に悩む人のなかには、ゴボウやレンコンなどの根菜類や、玄米、キノコ、サツマイモ、豆類など、食物繊維を多く含む食品を積極的にとろうとする人が少なくない。

「たしかに、これらの食品に多く含まれる不溶性食物繊維には、便のかさを増やし、腸を刺激することで便意を促す働きがある。だが、腸がねじれて便が通りにくい状態や直腸に便が詰まって栓をしている状態でこういった食品をとりすぎると、おなかの中の便の量が増えるばかり。おなかが張って苦しくなったり痛みを生じることも」と水上部長。

食物繊維をとるなら、「不溶性食物繊維ばかりに偏らず、リンゴや海藻などに多い水溶性食物繊維を含め、適量をバランスよくとるほうがいい」(鳥居院長)。

不溶性食物繊維の取りすぎは便秘に逆効果も

■Case4 「便秘でおなかが張るときは朝食を抜いたりしています」

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おなかが張るからと食事を抜くのは逆効果。「胃に食べ物が入ると、その刺激で大腸のぜん動運動が起こり、直腸へと便を送り出す『胃・結腸反射』が起きる。腸の動きを良くして排便を促すためにも、3食きちんととることが不可欠だ」と鳥居院長。特に朝は空っぽの胃に食べ物が入るため、胃・結腸反射が強く起こりやすい。「朝食をとることで、食後にトイレに行きたくなるという自然な流れができやすくなる」(鳥居院長)

また、油の摂取を減らすことも便秘の一因になるので注意。「油には腸を刺激し、便の流れを良くする作用がある。良質なオリーブオイルなどを適度に取り入れるといい」(鳥居院長)

食事を抜くのは逆効果。特に朝食はしっかり取る

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