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人生を変えるマネーハック

新社会人は学ぼう クレジットの仕組みと賢い活用法 クレジットカードをマネーハック(1)

2018/4/2

写真はイメージ=123RF

4月は新社会人の皆さんにとって、新たな生活がスタートする節目です。そこで、今月のマネーハックは「クレジットカード」をテーマにしたいと思います。

クレジットカードはキャッシュレスで支払いができるため、便利なアイテムです。新社会人になれば、誰もが何枚か持つことになるでしょう。

しかしながら、クレジットカードは使い方に気をつけないと、思わぬトラブルに見舞われかねません。今週はクレジットカードの仕組みを改めて学ぶとともに、注意点を含めてその賢い活用方法を探ってみましょう。

■クレジットカードは身近な存在

クレジットカードは、誰もが財布に忍ばせているアイテムです。それだけ社会人の日常生活に欠かせないものになりました。かつて主な目的だった高額決済だけではなく、最近ではインターネットでショッピングをする際の決済手段として利用されることが増えています。携帯電話料金の支払いのように銀行預金からの引き落としに代わる方法としても広く使われるようになりました。

一般社団法人日本クレジット協会によれば、2017年3月末時点でクレジットカードの発行枚数は2億7201万枚で、成人1人当たり2.6枚を保有していることになるそうです。

身近な存在であるクレジットカードですが、活用方法をきちんと誰かに教わったことはあるでしょうか? 会社では教えてもらえませんし、親からきちんと説明してもらった人も少ないと思います。その使い方や危険性は十分に知られていないようです。

「信用」と「契約」でできている

なぜ、たった1枚のプラスチックカードで多額の買い物ができたり、借金ができたりするのでしょう。

そこには「信用」と「契約」があるからです。カードをつくる手順を考えれば分かります。

まず、クレジットカード会社はカードを発行してほしいと希望する人の審査をします。過去にきちんと返済していない履歴がある人や、年収が少ない人は信用が低いと見なされ、カードの発行を留保されたり、利用限度額が低く抑えられたりします。

一方で、返済を滞りなく続けている人、年収が高い人などは利用限度額が高くなります。これは信用が高いと見なされているからです。「クレジット」は「信用」の意味ですから、まさに「信用によって使えるカード」なのです。

そして、利用者はカード会社が認めた信用の範囲内で、カード会社が加盟店として認めた店舗で使用することができます。店舗はカード払いによって売り上げを得ることができます(カード会社に一定の手数料を支払う)が、実際に消費者から資金を回収する役割はカード会社が負います。

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