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「家の事は自分事」 夫を家事メンに育てる3ステップ

日経DUAL

2018/4/12

 比率が決まったら、いよいよ家事の分担を決めます。最初は、夫に先に選んでもらうのがおすすめ。今まで家事をあまりやっていなかった夫には、その分、ハンディがあります。ハンディキャップを埋めるため、夫の希望を優先させてあげましょう。

 ちなみに、この作業は機嫌がいいときを狙って始めるのがおすすめ。夫婦でビールでも飲みながら(といっても、酔っ払った状態で決めると「言った」「言わない」となりがちなので、ほろ酔い程度で)、楽しくやれたら最高ですね。

■柔軟に「業務改善プロジェクト」を実行!

 いよいよ翌週から、家事分担が始まるわけですが、そこで大切なのは以下の2点。

・やっていなかったとしても責めない 
・感謝する

 もし夫がうっかり忘れていても、「自分で決めたのに、なんでやらないの!」と怒ってはいけません。そして、家事をやっている夫を見かけたら、必ず「ありがとう!」と声をかけることも忘れないで。「自分の分担なんだから、そんなの当たり前」なんて思っていたら、うまくいきませんよ。自分だって、そう思われたら嫌ですもんね。

 まずは1週間、決めた分担で家事をやってみましょう。途中、なにか不具合が出たら(たいていは出てきます)、夫婦でしっかり話し合います。新規メンバーに合わせて業務改善プロジェクトを組み直すことは、仕事をするうえでも当たり前ですよね。それと同じこと。この改善プロジェクトをちゃんと実行しなければ、元のもくあみ。面白くなくなった夫は、家事を投げ出してしまうかもしれません。

 はたで見ていて、夫が大変そうだと感じたら、「この家事とこの家事、交換する?」とバーター交渉するのもアリです。あるいは、動線を整理するという方法もあります。例えば、食事の後片付けを担当していて「食器を置く場所が分からない」となったら、「どう置けば分かりやすい?」と意見を聞き、その通りに配置を変えてみる。つまり、自分の流儀に合わせてあげるんです。そうすることで、その場所を夫のテリトリーにしていくこと。これが、家事分担を長続きさせる裏ワザなんです。

 家事分担を楽にするもうひとつの方法は、子どもも新規メンバーとして追加すること。子どもは、「今日から○○係よ」というと、喜んでやります。最初はなかなかうまくいかなくて、やることが増えてしまうかもしれませんが、時間をかけて育てていけば、そのうち力強いサポーターになってくれますよ。

 子どもが自分の仕事をちゃんとやったかどうかは、チェックリストを作って管理するのがおすすめ。「終わったらシールを貼ってね」というと、モチベーションもアップします。成果を目に見えるようにすることで、「ママとパパとボクというメンバーが家を作っているのだ」という自覚を、子どもも感じやすくなるはずです!

戸井田園子
 大手プレハブメーカーでインテリアコーディネートを担当し、インテリア研究所を経て商品企画部へ。その後、インテリア&家電コーディネーターとして独立。現在は、情報ポータルサイトAll Aboutをはじめ、雑誌・新聞・テレビなど幅広いメディアで活動中。家電業界出身ではない中立的な立場と消費者目線での製品評価や、分かりやすい解説に定評がある。

(ライター 井上真花)

[日経DUAL 2018年3月28日付記事を再構成]

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