Facebook では、投稿したメッセージはもちろん、「いいね!」やコメントの記録も確認できる。また、新しい機器からアクセスがあれば確認メッセージが表示されるので分かりやすい。
Googleの場合はアカウントの設定画面でアクティビティの確認ができる。「最近使用した機器」の一覧を見れば、不正なアクセスは一目瞭然だ。


Q 自分のメアドが漏洩していないか知りたい
メールアドレスをそのままIDとして使うサービスは多い。メインで使っているメールアドレスを全てのサービスで使うと、アカウント流出時に被害が拡大する危険性が高くなる。重要度の低いサービスはGmailなどの無料メールアドレスを使うなど、使い分けをしたい。漏洩していないか心配なら、「Have ibeen pwned?」で調べてみるとよい。

Q SNSが乗っ取られたときどうする?
SNSに覚えのないメッセージが投稿されている場合、アカウントの乗っ取りや、連携先からの無断投稿が考えられる。まずはパスワードを変更して外部からのアクセスを遮断し、怪しいメッセージを削除する。友人に被害が広がらないよう、お知らせやおわびを掲載するとよい。報告機能があるSNSなら運営側に報告し、怪しいSNS連携は解除しよう。
(文 鈴木真里子=グエル)
[日経パソコン2月26日号の記事を再構成]