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宮崎牛を味わい尽くす 「モナリザ」など名店が競演

2018/4/10

宮崎牛 アカデミー賞授賞式後のパーティーで提供された

 3月21日、宮崎牛の魅力を味わうイベントが名残雪が舞う東京・丸の内で開催された。宮崎牛といえば、先の第90回アカデミー賞授賞式後のパーティーのメニューにも採用され、アカデミー賞の公式シェフとも呼ばれるウルフギャング・パック氏から「やっと最高の牛肉に出合えた。オスカー像を贈りたい」と絶賛されたことで話題になったばかり。イベントでは、地元宮崎県をはじめ第一線のシェフたちが腕によりをかけて料理に仕上げた。とことん味わってきたので紹介しよう。

 宮崎牛は、宮崎に生まれ育ち、肉質等級4等級以上で、県内種雄牛などを父に持つ牛。5年に一度開催される全国和牛能力共進会において、2007年、2012年、2017年と3大会連続で内閣総理大臣賞を獲得した和牛ブランドで、地域団体商標に登録済みの地域ブランドだ。

 誕生したのは1986年。宮崎県は、実は全国有数の黒毛和牛の生産県。従来は、肉用牛の子牛として県外に出荷していたものを、県内で肥育し、食肉処理まで行うようになった。

 各シェフの料理をチェックしていこう。

宮崎牛ロースのグリエ 野菜のダミエ プロバンス風

 会場となった「モナリザ丸の内店」の河野透シェフは、宮崎県川南町の出身。フランスでの修業の後、恵比寿の「タイユバン・ロブション」でシェフを務めた国内フランス料理界の重鎮だ。そんな河野シェフが手掛けたのは「宮崎牛ロースのグリエ 野菜のダミエ プロバンス風」。焼いた宮崎牛の上に野菜を市松模様にして飾り付けた。野菜の美しさに目を奪われるとともに、肉と野菜の絶妙の一体感を味わった。

 銀座のフレンチ「アルバス」の永田宏シェフは小林市出身。牛タンをポルト酒で煮込み、宮崎県産ヒノヒカリ米のハーブピラフと合わせた。牛タンとご飯という組み合わせは、フレンチながらも、和の味わいを感じさせる一品だった。

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