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女性に朗報 デリケートゾーンの痛みは解決できる

2018/3/30

デリケートゾーンの痛みに悩んでいる女性は意外と多い(写真はイメージ=PIXTA)

 40~50代の女性で、デリケートゾーンに痛みを感じている人が多い。なかなか相談できない悩みだが、実は女性ホルモンが減ることによって起こる膣(ちつ)の萎縮が原因だ。近年はレーザーで簡単に治療できるようにもなってきた。

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 歩いたり走ったり、いすに座ったりするとき下着とこすれてひりひりする、サドルにまたがると痛いから、自転車に乗るのがおっくうになってきた……。あなたは、こんな経験をして悩んでいないだろうか。

 女性ホルモンに関する書籍を出したせいか、社内や友人などの同世代の女性から、婦人科系の相談を持ち掛けられることが増えてきた。そんな中で、更年期が気になりだした、もしくは閉経を迎えた40~50代の女性から「聞いてよかった」と反応が高いトピックの代表が「デリケートゾーンの痛み・違和感」に関することだ。

 50代管理職のAさんは、もともとシェーグレン症候群[注1]の傾向があり、目や口の乾燥が気になっていたのだが、最近は下着がこすれるだけでも痛くてたまらず、仕事にも集中できなくて困っているという。「こんな症状に対処法はあるの? そもそも、こんなトラブル、どこに相談にいったらいいの?」と聞いてきた。恥ずかしくてなかなか相談できなかったのだと打ち明けてくれた。

[注1]シェーグレン症候群は自己免疫による病気で目や口の乾燥などが症状となる。患者の大半は女性で、指定難病の一つ。

 40代後半のBさんは、最近、体調がすぐれないので更年期のことを知っておきたいと話を聞きに来た。閉経後の更年期症状の例として膣の乾燥があるという話をしたところ、「実は最近、自転車に乗るのがつらくて困っていたのよ。これはホルモンがなくなったせいだったのね。通勤に必要だから、乗らないわけにもいかないし、立ちこぎも恥ずかしいからできなくてね」と納得した表情になった。

■半数以上の女性に起こる不快感

 不快ではあるけれど病気というほどでなく、さらにデリケートな部位のトラブルでもあるだけに、恥ずかしくて気軽に周囲に相談することがためらわれる。さらに受診する先は皮膚科なのか、泌尿器科なのか、婦人科なのか、いったいどこに相談したらいいのかわからない。こんな理由から、悩みを抱えたまま、身動きが取れない女性が多いようだ。

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