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ポイント賢者への道

東京メトロの「メトポ」 地下鉄に乗車でポイント ポイント賢者への道(55)

NIKKEIプラス1

2018/3/28

写真はイメージ=PIXTA

地下鉄の東京メトロが3月24日、お得なポイントサービスを始めました。IC乗車カードのPASMOを使って同社の路線に乗車すると、一定数のポイントを獲得できます。乗車に応じてポイントがたまる仕組みは、全国の公共交通機関で少しずつ増えてきています。

東京メトロの乗車ポイント制度は従来、同社のクレジットカードの保有者だけを対象にしていました。新サービス「メトポ」ではPASMOを持っていれば、定期券区間などを除いて、ポイント獲得が可能です。ただし、事前にメトポ専用サイトと駅の多機能券売機を使い、PASMOを登録する手続きが必要です。

獲得できるポイント数は乗車した日ごとにカウントされ、平日は3ポイント、土日祝日は7ポイント(1日に複数回乗っても同じ)です。このほか、同じ月に10回乗車するごとに10ポイントが加算されるボーナスがあります。例えばある月に平日3日(9ポイント)、休日2日(14ポイント)、各日に往復で乗ったとすると、ボーナス(10ポイント)分を含めて合計33ポイントになります。

5月31日までに登録の手続きを済ませ、その30日以内に2回以上乗車すると別途500ポイントを獲得できます。たまったポイントは10ポイント=10円としてPASMOにチャージして使えます。

乗車ポイント制度を導入した前例としては東京都交通局の「ToKoPo」があります。PASMOで都営地下鉄・バスなどに乗るとポイントがたまります。やはり事前の登録手続きが必要です。

このほか札幌市や名古屋市、大阪市、福岡市などの交通局にも乗車ポイントの仕組みがあります。また、小田急電鉄など一部の私鉄では自社系列クレカの会員を対象にしたポイントサービスがあります。ふだん利用する路線で乗車ポイントをためるチャンスがないか、確認してみましょう。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2018年3月24日付]

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