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自宅のWi-Fiが遅い そんなときに試したい改善策3つ 我が家のWi-Fi高速化計画(中)

日経PC21

2018/3/30

まずはフリーソフトの「WiFi Analyzer(アナライザー)」(提供:Matt Hafner氏)を使い、現状を確認する。このソフトは電波強度やリンク速度を表示する以外に、混雑状況もわかる。

今回の環境では2.4ギガ帯を利用している親機が周りに多く、帯域が混雑していた。一方の5ギガ帯では親機の数こそ少ないものの、まったく同じチャンネルを使っている別の親機が近所に1台あった。

2.4ギガ帯の混雑具合を測定すると、2.4ギガ帯を使っている親機が近所に多いことがわかる。競合を完全に防ぐのは難しそうだ。一方、5ギガ帯は比較的空きが多い

実際の通信速度は、やはり混雑している2.4ギガ帯より5ギガ帯のほうが高速だった。今回の環境では5ギガ帯を使うのがよい。

2.4ギガ帯と5ギガ帯で速度テストをしてみた。5ギガ帯はそもそも高速な11acで接続できており(リンク速度で確認できる)、混雑も少ないため2.4ギガ帯に比べ高速。この環境では、5ギガ帯を利用するのがよさそうだ

次に、チャンネルを変更してみよう。これは親機の設定画面を利用する。既定の「Auto」や「自動」にしておくと、自動的に空いているチャンネルを使うのだが、今回のようなケースでは手動で変更するのがベターだ。

今回利用したエレコムの親機ではウェブブラウザーから設定画面を開き、左側で「5GHz」の「基本設定」を選ぶと、5ギガ帯の設定画面が表示される。「チャンネル」欄で利用したいチャンネルを選択する

変更後にWiFiアナライザーで確認すると、チャンネルが切り替わったことがわかる。この状態では、わずかだが下りの速度が向上した。

親機に再接続し、WiFi アナライザーで混雑状況を表示すると、利用しているチャンネルが変更されていることがわかる

次回はWi-Fi改善策としてよく耳にする「親機の配置変更」を実際試してみる。どのくらい効果があるのか。

(ライター 田中雄二)

我が家のWi-Fi高速化計画
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[日経PC21 2018年4月号掲載記事を再構成]

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