付録として「デザイン思考を使ったOKR設定ミーティングの進め方」が巻末に付く。ワークシートまで付いているから、試してみるのもいいだろう。「先週入荷してすぐ売れ始めた。効率的な生産性の高い働き方への関心から、手に取るお客様が多いようだ」と、ビジネス書を担当する益子陽介さんは話す。
ニューズピックスブックが3冊ランクイン
それでは先週のベスト5を見ていこう。
(1)日本再興戦略 | 落合陽一著(幻冬舎) |
(2)ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち | ピョートル・フェリクス・グジバチ著(大和書房) |
(3)AIとBIはいかに人間を変えるのか | 波頭亮著(幻冬舎) |
(4)お金2.0 | 佐藤航陽著(幻冬舎) |
(5)Google流 疲れない働き方 | ピョートル・フェリクス・グジバチ著(SBクリエイティブ) |
(青山ブックセンター本店、2018年3月12~18日)
1位は、2月下旬に訪れたときと変わらない。落合氏の本を含め、3位、4位とベスト5のうち3冊が経済ニュースアプリ、ニューズピックスと幻冬舎がコラボしたビジネス書シリーズ「ニューズピックスブック」だ。今回初登場となった3位の波頭氏の本は2月末の刊行で、人工知能(AI)とベーシックインカム(BI)で社会や生き方がどう変わるのかを論じている。2位は、元グーグル人事担当で日本で人材開発ビジネスを手がける著者が、これからの時代をリードする人材について論じた本。5位に入ったのも同じ著者による心と体の整え方を説いた本だ。紹介した『OKR』はこの表には入っていないが、9位だった。
(水柿武志)