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国生み神話ゆかりの島巡り 淡路島・沼島 水津陽子のちょっとディープ旅

2018/4/6

地元の漁師の船が奇岩の間近まで案内してくれる「沼島おのころクルーズ」は迫力満点

 春は新たな「誕生」のシーズン。うららかな海原に浮かぶ島を訪ねて、誕生にまつわる旅に出ました。兵庫県の淡路島、沼島(ぬしま)は、「国生み神話」ゆかりの地。沼島は天地創造を思わせる迫力満点の自然景観やパワースポット、豊富な海の幸が魅力です。淡路島ではかわいさ全開、春に生まれたばかりの赤ちゃんザルにたっぷり癒やされます。

■国生み神話の島、恋愛のパワースポットも

 「日本書紀」「古事記」で描かれた天地創造の神話。天つ神に国造りを命じられたイザナギ、イザナミの二柱の神が天の浮き橋に立ち、天の沼矛(あまのぬぼこ)で大海原をかき回したとき、矛の先からしたたるしずくが固まってできたのが「自凝(おのころ)島」。そこに天下って最初に生んだ島が淡路島とされています。

 淡路島には、イザナギが余生を過ごしたとも伝えられ、日本最古の神社といわれる「伊弉諾(いざなぎ)神宮」など、神話ゆかりの地が多数残されています。中でも伝承の地「おのころ島」の候補地とされるのが、島南部の南あわじ市灘の沖4.6キロメートルにある沼島です。

 空から見た沼島は勾玉(まがたま)の形をしておりどことなく神秘的。島内には天の沼矛や天の御柱のモデルともいわれる矛形の岩「上立神岩(かみたてがみいわ)」、イザナギ、イザナミをまつる「おのころ神社」が鎮座する「おのころ山」などの見どころが点在します。上立神岩は、イザナギ・イザナミの結婚にまつわる神話や、岩の表面にハート形のくぼみがあることなどから恋愛成就のパワースポットとしても人気だとか。

上立神岩の側面にはハート形のくぼみがあり、恋愛成就のパワスポとも
(左)山上へ続く階段が天に届くかのように延びる「おのころ神社」。(右)境内にあるイザナギ、イザナミの石像 (写真:沼島総合観光案内所 吉甚)

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