新人VS.先輩 会社で「びっくり体験」ランキング

NIKKEIプラス1

一方、30代以上は経験を通じて仕事を覚えていった世代。自分で答えを見つけて問題解決した経験が多いため、新社会人に対して「手取り足取り教えないと何もできない」と手厳しい。

ただ、こういった世代間ギャップは世の常で、先輩は新人に手厳しいもの。日本生産性本部などが毎年発表する新人の特徴には「情報処理能力は高いが経験が蓄積されない」(2003年度)、「外見だけが本物風」(1984年度)と並ぶ。ランキングには、歩み寄るためのヒントが隠れている。

◇  ◇  ◇

これってうちだけ? 変わった習慣

職場に変な習慣はないか。調査で聞いたところ「月に何度かじゃんけんをして、その場にいる人にコーヒーやアイスをごちそうする」(32歳女性)、「朝礼で1人が世の中について発表する」(26歳女性)など集団で行うものが目立った。

中には「社員同士がプライベートで遊ぶのは禁止」(26歳男性)など、私生活に立ち入るものも。「プライベートのことを聞かれない」と答えた若者も多かったが、職場によっては違うようだ。

「仕事が増えても給料は増えない」(30歳男性)、「土日出勤が常態化」(29歳女性)など、「働き方改革」が叫ばれているほどには浸透していない実態も浮き彫りとなった。

◇  ◇  ◇

ランキングの見方 数字は回答者の人数。

調査の方法 専門家の協力で20代向けに「社会人になって驚いたこと」40項目、30~50代向けに「新社会人を迎えて驚いたこと」31項目をリストアップ。2月下旬、ネット調査会社のマイボイスコム(東京・千代田)を通じて調査を実施し、リストの中から最大7項目まで選んでもらった。回答者は会社員、公務員として働く男女で、有効回答数は20代が504人、30~50代が500人。男女はほぼ同数。調査にあたって人材研修の日本能率協会マネジメントセンター(東京・中央)、リクルートマネジメントソリューションズ(東京・品川)、ジェイフィール(東京・渋谷)の協力を得た。

[NIKKEIプラス1 2018年3月24日付]

注目記事
今こそ始める学び特集